同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

【BORDER2 贖罪】絶対正義と絶対悪はコインの裏表

もちろん『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』は最高!!だったけど、その話の前にどうしても書きたいことができたの。ごめん。だって、だって、ほら皆も狂喜乱舞したこの発表↓

 からのーコレ↓

そりゃ見ちゃうでしょ、見ちゃうよね…でも全話はアレなんでとりあえず最終話だけガッツリ見たんだけどさぁ…いやぁ、小栗くん若いw たった3年前なのにねぇ…って、いや、そんなことじゃなく、当時はね、ものすごく深読み隊活動やってたのよ。それで、見終わった後その自分の深読み記事見たら意外とあれれってなこと書いてて(笑)。まぁ、当時はこの終わり方でOK!続編もSPも映画もSeason2もいりません!みたいな強がりも書いてるんだけど、実はSeason2があるならあのラストシーンって実はこうなんじゃないの?的なことも書いてて笑ったんでね、ちょっと残そうかなと。石川死亡説、幻覚説、夢オチ説、サイくん&ガーくん説、掃除屋説とかw よく考えたよなぁ…。

doukyoninday.hatenablog.com

それにしても金城さんは一貫して【絶対正義と絶対悪はコインの裏表】にこだわってるんだなぁって思った。『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』だって、表や裏がどんなに苦悩していてもどんなに辛い目に遭っていても、所詮傍から見たらコインの裏表なんて関係ないわけで。コインはコインにしか見えないんだから…ううむ…。

 

『カルテット』ですよ。

 そう、皆の心を揺さぶり震えを誘発し闇の中に誘うあのドラマのことです。正直今期はこのドラマだけ見てればいいのかなって思うくらいの良作・秀作でIntel入ってる坂元センセはホントに凄い。凄すぎて見終わった後あまりにも濃い余韻に浸り他のドラマ見られないからねw。

 今週の6話は泣いた。二年間の夫婦の静かなすれ違いをあんなにじっくり見せられたらそりゃ泣く。真紀(松たか子)さんと夫さん・幹生(宮藤官九郎)、見ている人それぞれどちらかに思い入れがあるとは思う。幹生の気持ちもわからなくはないけれど「言えよ」って思っちゃって。唐揚げレモン嫌なら言えよ。お気に入りの詩集鍋敷きにされたら怒れよ。って。うん、でもわかる。言えない時もある。ワタシも飲み込んじゃう系でもあった。言っても仕方ないって勝手に決めつけちゃうとこある。真紀さんの良く言えばマイペース、悪く言えば無頓着?デリカシーの無さ?もワタシにもある。日常が安泰すぎて、相手の気持ちを機敏に読み取ることができなくなってるとも思う。でも幹生の身勝手さにはやはり怒りを覚えてしまう。自分で勝手に飲み込んで我慢に我慢を重ねてある日逃げるだなんて。…ってことは、つまり真紀さんも幹生もワタシの中にいるってことだ…と気がついてまた涙する。

 あの4人の不安定な不確かな関係も5話まで進むうちになんだかとても心地よくなっていて、特にすずめちゃん(満島ひかり)の気持ちが徐々に真紀さんに傾いていくのを見ていたらホントにすずめちゃんが可愛くなっていて、5話ラストで淀君・有朱ちゃん吉岡里帆)の悪魔のような暴露シーンでは、それを聞かされている真紀さんのことよりも、どんどん小さくしぼんでいくすずめちゃんが可愛そうで可愛そうでたまらなかった。ワタシがそこにいたら朱ちゃんをひっばたきたかった。でもすでにダークサイドに落ちてる有朱ちゃんはひっぱたかれてもあの目が笑っていない笑顔で「どうして私が叩かれるんですか?」って言うんだろうなぁ。

 で、6話ラストよ。ワタシ叫んだよね。泣いたり叫んだり忙しい回だったよねっ!(鼻息)。朱ちゃんベランダから落ちるって、いや、落とされるって、何その超展開。幹生、退職金使い果たした後コンビニ強盗未遂して殺人犯て。いや、その前にすずめちゃん縛り上げてたし。なんか頭が追いつかなくて叫んだ人多いと思うよw で、そんな大事な時に別府くん(松田龍平)は会社の倉庫に閉じ込められてて、家森くん(高橋一生)は猿探してんだよ?10万円もらうためにww 巧いなぁこの展開。事件は軽井沢別荘で幹生・すずめちゃん・朱ちゃんで発生し、そこに真紀さんが帰ってくる…野郎2人は後からそれにどう絡んでくるのか…あ゛あ゛あ゛あ゛…取り急ぎ7話まだですか?w

 おまけ:エンディングの一生くんの「いっさいがっさい」にやられている人大勢いるに百万点。

SMAPのこと、とか その2

 最近SMAP解散騒動関連つぶやいてないのですよ。うん。いや、気持ちは変わってないだよ。SMAP解散寂しいよーって。だけどね、事務所問題・メディア問題・だれそれの発言等々に一喜一憂・怒り心頭していた頃とはちょっと考え方が変わったの。

 ファンはいろいろな意見があっていいと思う。思うけど、ちょいと追いかけて見てしまうとSMAP解散についての内容がなぜか後輩たたきとか他メンバーたたきとか、エスカレートしている意見があって驚いた。結構エグいのもあったりして凹んだんだよねぇ…。ワタシは後輩くんたちも好きだし今回のことは彼らには関係ないしどうしてそういう考え方になるのか理解できない。もちろんそんな意見には賛同しなければいいんだけど、例えばある記事に対してワタシが怒りでつぶやいたとする。で、同じ記事に対する別の方の怒りつぶやきが「結局後輩Gのために事務所がSMAPを追い出し…」なんてことになっていて、それに賛同する人が多いとまるでワタシもそういう意味で怒っているかのように捉えられてしまうという恐ろしさを感じたのだ。

 署名したことや広告出したことは良かったと思ってる。「自分たちの意思での解散とは思えないので(ワタシはね)できれば解散して欲しくないのよー!」って正直な気持ちを伝えられる企画だったからありがたく企画に乗せてもらった。彼らの口から「解散したい」って聞いてない以上、今もワタシの考えは「解散させられた」のまま。でも「させられた」理由はもう正直わからない。いろんな憶測記事が出てワタシも一時期すっかり感情的・攻撃的になっていたけれど(お目汚し申し訳なかったと思ってます…スマン)、果たして本当にそうなのか?ワタシの怒りは正しいのか?同じ記事や誰かの発言も立場を変えたら全然別の捉え方ができるんじゃないか?って、ある時一般の方のつぶやきを見てとても考えさせられた。なので(事務所やメディアに対する不信感は変わってないけれど)自分の一方的な感情をぶつけることを止めてみた。冷静になろう。フラットに考えよう。これからSMAPが、各個人がどうするのか、どうしたいのか、どこに行くのか、それを見ていきたい。結局なにがどーなっても今までどおり自分のやり方*1で応援するだけなんだから、ね。

 希望としてはあの事務所辞めてSMAP再結成してTVで歌って踊ってコントして、毎年ライブやって、年に一度は5人で温泉行って欲しいwと思ってる。歌って踊ってのが無いってことが一番寂しいかな。一番キラキラしてる彼らが見られないのがねぇ…。

 

 

 

*1:ちなみに「自分のやり方で応援」というのは今まで同様、木村くんが好きという理由で出演ドラマを無条件で褒めるなんてことはしないし、掲載雑誌も買わないしインタビューも聞かない・読まない、だけど好きなものは好き、というファンの風上にも置けないやり方(笑)

SMAPのこと、とか

 何度もつぶやいてるけど大事なことなので。ここにきてもワタシはまだ諦めてない。怒りは大量にあるけど諦めてない。いやー不思議だ。自分の中のこの揺るぎなさはなんだろう…ただのおバカなのかもしれんが(笑)。

 そりゃーなんでこんなことになってるのか知りたいよ。事務所やメディアの非道さも世間に知ってもらいたいよ。だけど酷い仕打ちを受けているSMAPがここにきても何も語らない・語ることができないのは、真実を言ったらいろいろなところに迷惑がかかるからだと思ってて、それは家族だったり局だったりスタッフだったり後輩くんたちだったりするんじゃないかなと。だからみんなで(ここ大事)申し合わせて何も語らないのではないかな、なんて思ってる。

 今年1月18日の公開処刑後の日記にはこう書いた

これって実は、頭脳・中居くん発案による、メンバーたちとの検討に検討を重ねた策なんじゃないか?って思えてきた。今のまま、マスコミの発表のまま時が流れたら「5人が空中分解する」という木村くんの言葉は確かにそうで、何か事を起こさなければならない。それも個別ではなく5人で。だから事務所に「謝る」というカタチを取って、生放送で現状を世間に見せる方法を考えた。結果「SMAP解散」よりも「公開処刑」「事務所酷すぎ」の声の方が大きくなる。その声が大きくなれば、八方ふさがりだった彼らも少しは動きやすくなるように、と。もちろんやり方の是非はあるけれど、その方法しか無かったんじゃないかと。そう、無理矢理にでも信じようと思っている。それが正しいかどうかはわからないけれど。勝手にそう信じて、彼らが進みたい道を何の障害もなく進める日を待つことにした。今頃5人で「で、どうだった?俺」「ちょっとバレてんじゃね?ww」って言いながら飲んでいるといいなぁって思う。心からの希望だけど。 

  で、こないだのスマスマ見た後もやっぱり同じようなこと期待してる。中居くんの指折りはサヨナラじゃない。5人でまたやるよ!だと思った自分がいる。

 

  スマスマの過去映像の構成は「どうです?SMAPってこんなチームなんです。仲違い?何をバカなことを信じてるんですか?見たらわかりますよね?彼らは何か事があれば必ず自分たちの言葉で、自分たちの筆跡でファンに知らせるんですよ。だから今の状況はとても異常なんです」って何度も訴えてくるものだったのに、ラスト近くのオルゴールからは第二の公開処刑生前葬にしか見えずに、熱くなっていた気持ちが一瞬で冷めた。この温度差、フジテレビの中の人たち(現場の人と上の人)も、何かと戦ったり戦わなかったりしてるのかな、とは思った。

 それにしても、オグラさんの発言をそのまま記事にして一番大事な『番組ひとつを潰す情報』については誰も触れないしスルーってのがなぁ。闇には手を触れないのが一番ってことなんだよね。誰が一番最初に羊の首に鈴を付けに行くのか…。

  とにかく、12月31日はもう目の前で、たとえその日までに何も変わらなかったとしても、ワタシは多分諦めないと思う。またTwitterで荒れたりするかもしんないけど(笑)、こんなことで終わるSMAPじゃないと思っているワタシだよ。うむ。

『逃げるは恥だが役に立つ』のこと、とか

 今期ドラマ、もろもろ終わっちゃったね~。次週を心待ちにして見ていたのは『真田丸』『逃げるは恥だが役に立つ』『勇者ヨシヒコと導かれし七人』『地味に凄い!』『スニッファー』。WOWOWだと『水晶の鼓動』『コールドケース(まだ終わってない)『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』(まだ終わってない)。…あら、少ない。いや、少ないと楽でいいのである…歳かな(ぼそっ)。

 とにかく逃げるは恥だが役に立つ』が凄かった。視聴率も凄いけど、恋ダンスの広がりとか各話のパロディの秀逸さとか、きっちり面白く楽しませてくれた。みくり(新垣結衣)が超絶可愛いくて見ている最中「カワイイ、あ゛あ゛…ガッキーカワイイ…」しかつぶやけなかったし、平匡さん(星野源)が可愛すぎる件についてもみくり同様叫びたくなって、やはりカワイイは正義なのだと思った。百合ちゃん(石田ゆり子)の可愛さとここぞの格好良さにもやられた。ってか、登場人物造形に愛が溢れてた。それぞれの撮り方とか、できる限り可愛くとか格好良くとか。脚本・演出陣の作品に対する愛をものすごく感じた。『重版出来!』も作り手側の仕事や登場人物に対する溢れる愛を、TVを通して視聴者が一身に受けとめるそんなドラマだったので、このチームが作るドラマは面白くないわけが無いと再度確信した。

 つぶやいてはいたけれど、原作マンガもとても面白くて興味深い(ので是非)。ドラマオリジナル部分も多いけど、流れ的には大体原作どおり。マンガを読んだ時、みくりの仕事や結婚に対する考え方のユニークさがワタシの気持ちにハマったので、それを実写ドラマで見られたのはとても嬉しい。

 家事を仕事として考えてお給料をもらう。夫と妻を雇用関係だと考える。そんな考え、普通は「はぁ?何バカなこと考えてるの?」って呆れられる事だった。でも、それを出発点として物語が始まり、恋愛に発展してからは更に「やりがいの搾取」「好きの搾取」「愛の搾取」とわかりやすく解説したのはとても画期的で良かった。「好きだから辛いけど我慢する」それって少なからず皆の気持ちにあって、だからこそイライラしたりもやもやしたりするんだよってことを、こんな高視聴率ドラマでやってくれたので、気持ちがスッキリした人もたくさんいたんじゃないかなぁって思った。

 ワタシは2年前に外仕事を辞めた時に、これからは「専業主婦」という仕事をしようと思ったしオットにも宣言した。お給料は振り込まれないけれど「仕事」と思うことで、苦手分野を含む家事全般をやっている。だから「食わせてもらっている」感は持ってない*1。共働きでワタシの方がより多く家事をやっている時は、みくりが言っていた『ボランティア』感覚に近かったのかもしれない。だから手伝ってくれないとイライラしたし「なんでワタシだけ」って気持ちもぬぐえなかった。今はとても楽。ご飯作るのそんなに好きじゃないけど「これがワタシの仕事です」と思えばなんとかやる。工夫もする。結構手抜きやサボりもあるけれど、それはお外仕事の時もあったし(こらこら)。仕事なので評価も欲しい。しかし評価してくれるのはオットだけなので「美味しい?」「ワタシもなかなかやるでしょ?」と強制的に評価させる。鬼?。妻としては酷いね、普通じゃないねって思われても、今はそれが最善のやり方かなぁ。だけど家庭の事情ってやつは流動的なので、考え方や生き方を変えなきゃならなくなる時もある。それはまたその時に考える。夫婦のあり方なんて決めつけなくていいんだよって思う。

 「恋愛ドラマ」と「お仕事ドラマ」、配分的にはちょうど良い案配だったと思う。ファンタジードラマのフリをして、人が生きていく上で大事にしなければならないことがちゃんと盛り込まれていたとても深いドラマ(原作マンガ)だった。

*1:実際はお金を稼いでいないのでガッツリ扶養されてるけどねw

匿名なのに

 最近思ったんだけど、名前も顔も知らなくても親近感持ったり好きになったりするんだよね~って。何の話かって言うとジムとネットのことなんだけど。

 以前から好きなブログが突然更新しなくなって(まぁ1ヶ月くらいなら自分も放っておいたりしてますがw)、それが2-3ヶ月くらい音沙汰無くなり、Twitterとかその他でも安否確認ができなくなると「どうしたんだろ、体調とか悪いのかな?飽きたのかな?」とか無性に気になる。更新されてないブログに何度か訪問したりする(ストーカーw)。

 でも「どうしたんですかー?」とか「ブログやめちゃったんですかー?」とかは聞かない。だってブログなんて本人の自由なわけだから、始めるのも放っておくのもやめるのも自由。そこまでは踏み込めないもんね。だから密かwに訪問して、ある日再開してたりするとものすごく嬉しくて、思わず「お帰りなさい!」って言いたくなる。お礼言いたくなる(お礼w)。これって大きなお世話的な感じなんだけどねw。基本お互いにネット上でしか知らない人なんだけど、勝手に文章を通じて親近感持ってしまうんだなーって。なので、もうやめちゃったんだろうな、ってブログもアンテナからは削除できなかったりする。いつか戻ってくるかも?って(笑)。

 で、ジムも一緒だなってこないだ思った。ここ半年くらいスタジオやるようになって、そうすると大体同じメンバーなので並んでいる時にお天気の話とかプログラムの話とかするようになる。顔も覚える。でも名乗らないので基本名前は知らないw。そんな中のひとりが2週間ほどジムに来なかった時があって。ワタシより結構年上の上品な方で、なのにヨガ・ダンス・ピラティスなどワタシ以上に精力的に参加していて、いろんなクラスの話とか教えてくれていた女性。ある日「風邪ひいたみたいなのよ~」って話してた後2週間姿見ず。年齢的にも心配になって、並んでいる時とか探したりしたけど、名前も知らないから彼女と親しい人に「○○さんいらっしゃらないですよね。どうしたのかな」とか聞けない。だから行くたびにひとり悶々w。で、一昨日、久しぶりにお会いできて、思わず駆け寄って「あー!良かった!心配してたんですよー!」「風邪が長引いちゃってねー」って手と手を取り合ってしまった(笑)。えっと、相変わらず名前知らない人ですw

 もちろん名前で呼び合っている人たちもいて、もともとの知り合い同士なのか、それともどこかで名乗り合っているのか…すらわからないんだけどね(いつか「自己紹介しあったんですか?」って聞こうかなとは思ってる/笑)。

 ネットとジムなんて全然別のものなんだけど、匿名なのに、それで良しとしているのに、その人のこと心配するとか、勝手に親近感持つとか、好きになるとか、なんか不思議だなーって思ったんだ。