同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『光とともに…』最終回 そう来たかっ!

うわー、見事に裏切られる結末っ!予定調和を覆すっていうか。里緒先生(小林聡美)が去り、後任の奥田先生(森口瑤子)も、光(斉藤隆成)くんがちゃんとトマトの絵を描いていたことを見抜いてくれた先生だってことで、幸子(篠原涼子)共々「あー、良かった」と涙を拭き吹き安心して、エンディングを迎えていたら…。
なんと矢吹校長(渡辺いっけい)が倒れて入院し、全てが白紙に戻っちゃった?!そして里緒先生の後任にやってきたのは郡司先生(片桐はいり)!!なんだかちょっとやさぐれた感じの先生…。里緒先生が一生懸命作った壁の写真とかいきなり剥がすし、ノートを見て「結構めんどくさい」みたいなこと言ったり…(-_-;A。う〜ん、果たしてこの先生は良い先生なのかどうなのか…ってところでドラマは終わっちゃったよ。ひぇ〜、日テレ勝負に出たなーーっ!
確かにこれから進級したり、進学したりする光くんと幸子には、今まで以上に理解のない人や教師に会うかもしれない。全ての大人や先生が里緒先生や矢吹校長のような人ではないんだよ…ということを言いたかったのかもしれないけどね。それにしても片桐はいりかぁ(笑)。怖い…よね…顔…(^ ^;A。
桜先生(武田真治)やってくれたね(≧▽≦)。いきなり教室に入ってきたと思ったら「年下の男は好きですか、年下の男に興味はありますか」だもんっ(笑)。間髪入れずに「ないっ!」って応える学生ボランティアの森(金子統昭)くんっ。「俺は無いですけど…男性に興味おありですか?」って問い返す森くんgood job!! わはは。
桜先生、気を取り直して「今度の休みに映画でもどうですか…昨今の若い恋人たちが集う場所にパァーっと二人で繰り出すってのはどうでしょう?楽しい休日を過ごしてみるってのはどうでしょう?」と里緒先生を誘うんだけど、里緒先生はまたはぐらかしの術を使うんだもん、ちょっと桜先生可哀想…(^ ^;A。しっかし「昨今の若い恋人たち…」って…桜先生何歳なの?(爆)そんな桜先生を「男だろ?頑張れよっ!」と慰める堅太(ささの堅太)くんもgood job!!
森くんがボランティアをしている、障害者自立をサポートする「おひさまハウス」に光くんを預けることにする幸子。今時の若者森くんにちょっと引き気味の幸子だけど(なんたって“RIZE”だもんねw)、光くんはパニックも起こさずにすんなりうち解けて(?)しまったねぇ。バランスボールにいきなり乗せられてるし(笑)。いいなぁ…森くん、いい加減で柔軟で。光くんの驚くべき才能も見つけ出ししたし、やっぱいいよね、森くん…ちょっと可愛いし…("▽"*)…オイオイ、見てるところが違うだろっ(爆)。
光のことを手伝いたいと思っていたおばあちゃんズ(高橋恵子&金沢碧)はちょっと寂しそう。でも「あたし恋でもしようかしら」と言う裕子に「えっ?ご主人いらっしゃるじゃない」と貴子(笑)。「あら、そうだった」「(ご主人)お元気なの?」「…残念ながら…元気なのよ」「あらまあそう、残念ねー」わはははは。この二人いいコンビだよねー(笑)。
里緒先生が退職するまでになんとか光くんの自立登校を…という目標を立てた幸子は頑張る。通学路の塀に横断旗を入れたり、写真を入れたりするアイディアはいいね。そしてちゃんと地域の人の協力を得てるんだねー。でも、旗を盗られたり、雨で箱が壊れたりしないのかなーと、ちょっと心配になったけど。
夏が来て秋が来て冬が来て、そして春にとうとう光くんはひとりで学校に行くことが出来たっ!!…もうこの辺から幸子の頑張りにワタシはうるうる(T-T)…そして里緒先生が待つ教室にひとりで入ってきた光くんっ!!もう、もう…うわああん(T▽T)。
この幸子と光くんの頑張りを見ていたのが、前に「私の知っている自閉症児は(光と違い)ちゃんとしている」みたいなことを言いやがった…失礼、おっしゃった淡路恵子さん扮するご婦人。このご婦人がもう一度出てきたということは…(-_-;A そう、自立登校の時、やっぱり写真を入れる箱が壊れてしまっていて…。どうするのかなー?と思っていたら、光くんは通りかがった犬に興味をもってついて行っちゃった。そしてあのご婦人のところ(料亭?食事処?旅館?)に再度行ってしまったんだね。
幸子の頑張りを見て感心していた…と言ってくれたので、今回は酷いこと言われなくて済むかなーと思っていたら「私は暖かい人間じゃありませんよ、甘やかすのも好きじゃありませんから」ってガツンと言われちゃったよ(^ ^;A。だけど「いちいち頭を下げなくてもいい日が来るといいわね…光くんみたいな子供がいて当たり前、そういう社会になるといいですね」って言ってくれたよ、厳しいけど、やっぱり素敵なご婦人でしたのねっ(^_^)。
里緒先生とのお別れ会で1年1組の子供たちが自分が将来何になりたいか発表。やっぱり萌ちゃんは看護師さんだったね(^^)。看護師さんとか里緒先生みたいになるって言うと思ってたよ。そして光くんは…「僕は大きくなったら、明るく元気に働く大人になりますっ!」もちろん幸子が代弁したんだけど、幸子にとってはそれが一番の願いなんだもんね。
で、前回に引き続き川見先生(市川美日子)またまたやってくれました。光くんに里緒先生の写真を見せてこっそり(?)練習してたんだねー(T-T)。光くんが初めて「里緒先生」って言えたよ。そして「里緒先生、さようなら」って、光くんがっ!!!「さようなら、大きくなったらまた会おうね」と里緒先生…うわああん(T▽T)、もう涙と鼻水でぐちゃぐちゃですよ、あたしゃー。
里緒先生の最後の連絡帳は笑わせてもらって、そしてほろり…「光くんを生んでくれてありがとう」うわあああん!ひでぶーーーっ!Come Backーーーっ!
全編通して素晴らしい脚本とキャストでした。日テレ『すいか』に続き、エク、エク、エク、エク、エ〜クセレントっ!!(ジル・ベッソン風)。それぞれのエピソードが秀逸。難しい題材だったけど、決して安易な方向に走らないで、丁寧に作ってたよね。笑いの要素もちゃんと入れて、小林聡美を100%生かしていたと思う。小林聡美篠原涼子コンビの、そしておばあちゃんズも、上手い台詞回しだったよねー。
あー、誉め言葉しか出やしねぇ(笑)。終わっちゃったなー、ちょっと寂しいッス(T-T)。
ところで1年1組の女帝麻由子ちゃんは将来の夢を「女優さんになりたい、いろいろなドラマに出たい」って言ってたけど、次からのドラマ『ラストプレゼント』の天海祐希さんの娘役に大抜擢?(笑)。これを踏まえた上でのあの台詞なんだったら、すごいなー日テレさん…つーか、絶対そうだよね(笑)。