同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『新選組!』-そして池田屋へ- ワタシ的に前編…m(_ _;)m

いきなり山南(堺雅人)さん怒鳴るっ「【crescendo(だんだん強く)】あらゆる事に備えて策を練っておくのが軍議ではないかっ!!!」
武器・弾薬を集めてヤバイことをしそうな過激攘夷派の浪士たちを取り締まるべく、幹部で軍議中の皆様。新選組だけで動いてもしも失敗したら…と心配する慎重派の山南さんは、明日にでも会津に加勢をお願いしましょう…と勇(香取慎吾)に訴えているわけです。だけど勝つことしか考えない歳三が「戦の前から負けた時のこと考えてどうするっ」なんて言っちゃうから、温厚な山南さんが一喝したわけだねー。
怒鳴られた歳三は「おっ!」って感じ?「山南さんも、怒鳴ることあるんだ…」静か〜に焦っている総司(藤原竜也)。ワタシもビックリしたよ〜、山南さん息継ぎ無しだったし(笑)。久しぶりの見せ場でした…ね。
だけどそんな悠長なことは言ってられない「奴らが次に考えるのは古高の奪還」という軍師・武田観柳斎の一声で、先手を打って過激攘夷派の浪士たちを今夜急襲することに…。
勇は最後の判断を八木源之丞(伊東四朗)さんに委ねるわけだ。こんな大変なこと聞かされて、しかも「新選組はどうすればよいのでしょうかっ?」って言われてもねぇ(笑)。「それを私が答えるの?」きょとんとした顔の源之丞さん(笑)。でも「京のことは京に住んでいる人に聞くのが一番だ」という勇の気持ちを汲んで「近藤はん、お行きやす」と言った源之丞さんっ!ホント難題だったねー(^^)。源之丞さんに背中を押されて勇も百人力だよ。
だけど、加勢をお願いされた会津藩内部では、長州と事を起こしたくないとか、京都守護職が解かれれば国元に帰ることができるとか、とってもずるーい考えがあるわけだ。広沢(矢島健一)様も秋月(堀部圭亮)様も、新選組のこと一生懸命考えてくれているのにぃ( -"-)。
新選組の軍議に出席の広沢様は「加勢は500」なんてその場しのぎしちゃうし…(^ ^;A。結局広沢様が本当のこと言えたのはその日の夕方ギリギリだったのね…。この広沢様の立場って、今なら大企業の中間管理職ってとこでしょうか。上司(小森様)と下請け業者(新選組)の板挟みになっているって感じかしらん…ツ・ラ・イっすね(T-T)。
佐久間象山石坂浩二)から「般若っ!般若っ!」ってこき使われている捨助中村獅童)くん。「般若」という呼び名に文句を言っても桜の花に例えられてしまい「意味わかんねんだよ、この人の言ってる事はぁ」って呆れる捨助くんが可愛かったよ(^^)。
でも驚いたのはこの捨助くん、実はすごい存在だったのねっ?!Σ(゜Δ゜*) 。桂小五郎石黒賢)は本来なら池田屋にいて、新選組に斬られていたかもしれなかった、だけど捨助くんの粗相のおかげで命拾いしたってわけなんだっ。まぁ三谷さんのオリジナルだと思うんだけど、捨助くんの使い方が上手いよねー。こんな感じで捨助くんは、激動の時代をヒョイヒョイ渡っていくわけなんだ、なるほどね〜。
一仕事の前に京の町を歩く歳三、斉藤一オダギリジョー)、そして葛山武八郎(平畠啓史 )。激闘池田屋の前に、ちょっとだけ三谷さんの遊びが入ったね(^0^)。
町の中が落ち着かないという歳三に「明日の六月六日は祇園宵山だからな」と添乗員のハジメちゃんの説明が入ります。「本祭りの前の日が宵山、前の前の日の今日はヨイヨイ山」「じゃあ昨日はヨイヨイヨイか」うふふふふふ、超くだらないこと言い合ってる、歳三とハジメちゃんのホンワカツーショットでござります〜(≧▽≦)。ありがとうっ!三谷さん(笑)。
そこに登場は槍とイカを持って「ヤリイカ、ひとつどう?」の左之介(山本太郎)だよっ!必ず食べ物と一緒なんだもん(笑)。「イカは胃にもたれる」とハジメちゃんったらつれない素振りで去っていく。
左之介と一緒だった永倉新八山口智充)は、そこに一人残る葛山に「食うか?」とイカを差し出すけど、「行かな」とやっぱりつれない葛山。新八「…地味な奴だな」わっはは(T▽T)ノ、DonDokoDonのツーショットですなっ(笑)。ここは三谷さん狙ったよねー。多分くすくす笑いながら台詞を打っていたと思うよ。
会津藩から加勢が来ないとわかった勇は新選組だけで行動を起こすことを決心した。早速勇の組と歳三の組と二手に分かれて、過激攘夷派の浪士たちの居場所を探索することにする。
勇は自分の組の隊士を指名、永倉さん、総司、平助(中村勘太郎)…平助は指名されてちょっと嬉しそうだったね…。続けて「そして谷くん」すかさず「承知っ!」と谷三十郎(まいど豊)が誇らしげに言うけど、勇「すまん、あんたじゃない」。谷三十郎ムッとして後ろを見ると、弟・谷昌武(周平)(浅利陽介) がおずおずと「(私?)」と自分を指している。「…泣きそうですよ」と言う総司(笑)。歳三が「兄貴、付いてやってくれるか」というとまたも「承知」と谷三十郎、だけど「すまん、あんたじゃない、そっちの兄貴」にも大爆笑っ!!谷三十郎おいしーねっ(笑)。
あっ、左之介が呼ばれてない…と思ったら、やっぱり「ちょっと待ったっ!」とちょっと待ったコールの左之介。あーあ、指名されなかった左之介も泣きそうだよ。だけど「全部貰うとトシが拗ねるから、左之介は諦めた」と勇に言われて、急に笑顔の左之介が、超単純で可愛いぞっ(^^)。
「さて…当たりくじをひいたのは…どっちかな」と不敵な笑顔で歳三が言うと「多分こっちですよ…私、運が良いから」と諦めた笑顔で答える総司…。そうだよねー、総司はいつだって"その場"にいるわけだもんなー…でもそれは「運が良い」って言うんだろうか…(><.)。
探索シーンも小さな笑いを持ってきてたね。「主人はいるかっ!ご用改めであるっ!」野太く低い声で勇が決めても、目の前をはしゃぎながら裸で走り去る子供たち…(爆)。「ご用改めで、ア〜ル」って巻き舌の左之介。「へぇ〜い、いらっしゃいませ〜、お泊まりですか?」と気持ちが削がれる対応をされる松原忠司甲本雅裕 )と河合耆三郎大倉孝二)。まぁ確かに何件も何件も訪ねるわけだから、こーいうこともあるわけですけど…(^ ^;A
そして、とうとう勇たちは池田屋を突き止めたよっ!!。後編(id:doukyoninday:20040719)につづく…(爆)
(ずびばぜん…今日中にアップしたかったのでとりあえずここまで…変則的ですが、池田屋死闘編は後編(id:doukyoninday:20040719)へ)