同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『ラストプレゼント〜娘と生きる最後の夏〜』第7話 点滴2度も勝手に抜いちゃ、ダメです。

そうかー、有里(永作博美)は小さい頃両親を亡くしていたんだ…だから実の母親への愛情に飢えていた歩(福田麻由子)のことが人一倍気がかりで、自分の幸せ二の次に奔走してくれていたんだねぇ…いい女だ。だけど、よかれと思って聡(佐々木蔵之介)と歩から離れたことが、逆に歩に「結婚が壊れたのは自分がいるせいだ」って思いこませてしまったわけだね。
「じゃあママと暮らそう」と思った歩…でも蓮太郎(要潤)の明日香(天海祐希)へのプロポーズを聞いてしまい、そこでも自分が邪魔者だと判断してしまう…歩も先回り先回りして考えちゃうからなぁ…。結構思いこみの激しい娘です。
結局明日香は聡と有里の結婚を元通りにさせるために、自分の病気のことを有里に話してしまった。あの大量の薬を床にぶちまけるシーンは、明日香のやるせない気持ちを代弁していると思ったよ。歩と一緒に暮らしたくても、ずっと側にいたくても、それが不可能なんだっ…っていう悲しみと苦しみ。
すでに食欲が無くなってきている明日香。澤口医師(升毅)の診断によれば、そろそろ食べられなくなってしまいそうです。そうすると体力が落ちてくるんだろうな…(T-T)。病気を察している古茂口(松重豊)や来実(須藤理彩)は見事なまでに普段と変わりなく明日香に接してくれてます。そうやって陰から支えていくのね。
明日香は今まで自分はわがままばかりだったから、死ぬ時くらいは誰にも頼らず迷惑をかけたくないって言ってたけど、それって残される側としてはどうなんだろう。何にも言われずにいきなりいなくなられた時の方が、ショックのような気がするんだけど…。