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同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『髑髏城の七人』 劇団☆新感線プロデュース 日生劇場

舞台

昨夜コメント欄でぽぽんさん(id:popon-x)が心配されていたように、ワタシはあの地震の時『髑髏城の七人』を観に行っていたのでした。ちょうど数寄屋橋阪急の下で腹ごしらえをしているときに1回目の地震があって「今のちょっと大きかったよね…」と言いながらも、新潟でまさかあんな惨事になってるなんて全然わからないまま日生劇場に向かったのです。
劇場では既に開場の6時を過ぎているのにロビーに人が溢れている状態で「開場までロビーにてお待ち下さい」のアナウンスが。なんで開場が遅れているのかわからずに待ってたんだけど、これも後で考えるとさっきの地震のせいで機器、装置関係の再チェックを行っていたんだろうな…。
やっと開場、席に着いて「まもなく開演いたします」の後、2回目の地震がっ!!結構揺れたので会場内がざわつく。しばらくしてから「先ほど東京に大きな地震がありましたので、装置関係のチェックを行っております。しばらくお待ち下さい」のアナウンス。オットと「まさか中止にはならないよね」と言いつつ待っていると「お待たせいたしました」のアナウンスがあり、やっと開演。
6時30分開演の予定が7時を少しまわっていたんじゃないかな(まったく時計を見ていなかったので推測)。アンコールまでやって終わったのが10時30分だったから、途中休憩で席を立たなかったオットはなんと4時間も椅子に座りっぱなしだったのです…(-_-;A。アンコールで染五郎クンが「地震のため開演が遅れたことのお詫び申し上げます」と生声で言ってました。
さて、『髑髏城の七人』市川染五郎版ですが…(これ以降はネタバレ含む)。
チケットが届いた時に座席表で調べたら、席が1Fでも端の方だったのであんまり期待していなかったんだけど、な、なんと花道のすぐ横でしたのよっ!!ヽ(〃'▽'〃)ノ。始まる前から「ここをお染や杏ちゃんが通るのねっ!? ワクワクっ」って感じだったけど、ホント額の汗まで見えるほど近くで見ちゃったっ!!!もちろん新感線の舞台だから、ほとんど駆け抜けていったわけで、つまり一瞬だったけどさ(笑)。
そいで、最高ーーーっ!!!! お染ってば、染ちゃんってば、マジカッコイイーーーーっ!!!("▽"*)ホントこの人は舞台の人だよ。なんてオーラなんだろうかっ!!。この人の魅力を知るにはTVドラマじゃダメぽっ!!!(言い切り)。ホント舞台で輝く男じゃよっ!!!…ぜいぜい…。
うーん、古田新太も好きだけど、この天魔王&捨之介は染五郎に軍配が上がったなー(もちんワタシの中で)。初っぱなの本能寺の信長映像から、その後すぐの天魔王シーンですでにワタシの中では「やっぱ、お染だ…お染だよっ!!」と確信してしまった(笑)。
天魔王の時の染ちゃんは、声も低くちょっと歌舞伎テイストに渋くて、捨之介ん時の染ちゃんは、女ったらしの軽〜い男ででもいい奴感は溢れてて、どっちも好物だわっ(≧▽≦)。ああ、このままだと染ちゃんの話だけで終わっちゃうよ(笑)。
前回橋本じゅんさんがやっていたこぶしの忠馬、佐藤アツヒロくんでしたけど、なかなかgoodだったんじゃないのかなぁ…。アツヒロくんのことを舞台で見るのが初めてだったのでまったく知らなかったんだけど、ローラーシューズを履いて「♪〜フリーダム、フリーダム〜光のように〜♪」と駆け抜けていくとは思ってもみませんでした(笑)。さすがにダンサブルで、群舞好きのワタシとしてはステキな踊り満喫でしたわ。
そして忘れちゃならないのが、贋鉄斎の弟子「カンテツ」の石鹸こと三宅弘城っ!!!もうサイコーだったよっ!!。アカドクロでは贋鉄斎が例の100人斬り刀研ぎをするんだけど、今作はサッサと死んじゃってその弟子「カンテツ」が、師匠から死に間際に「、、(てんてん)」を貰って「ガンテツ」となる…という展開(笑)。
もうね、おばかでおばかで可愛いのよ、このガンテツ。刀のことをずーっと「タナカ」って言ったり、捨之介のことを「内田さん」と呼んだり…小ネタ満載で大笑いさせてもらいましたよ。うちのオット的にはこの「カンテツ」が一番のお気に入りでしたわ。
沙霧役の鈴木杏ちゃんは本当に目が大きくて、得意の「見た目は男の子っぽいけど、中身は可愛い女の子」という役どころがやっぱり可愛かった。結構叫ぶシーンとかあったんだけど、ちゃんと声が通るし、表情も豊かだし。
ラサール石井の狸穴二郎衛門(徳川家康)も良かったよー。正統派コメディ感もほどよくあって、狸親爺ぶりもなかなかでした。
そしてもう間違いない高田聖子姉さん@極楽太夫っ!!この人はどうしてこうもいろんな役ができるのでしょうねー。美しいからお下劣まで、変幻自在でございますよ、まったく。
……ただ、ねぇ…(-_-;A ここまでくるともうお解りだと思いますが、ひとりだけ、そう、このキャスティングでひとりだけ、どうしてもワタシにはダメだった人がいるのですよ…。そう、無界屋蘭兵衛(森蘭丸)役のジョニーこと池内博之くん…/(-_-;)\。
アカドクロでは水野美紀ちゃんがキュートな蘭兵衛を見せてくれたけど、池内くんは…なんというか…ワタシとしては…ああ、ハッキリ言って下手だと思ったのっ!!!(ファンの人ゴメンっ。あくまでもワタシの主観だから)。
台詞や立ち振る舞い、そして殺陣…何をとっても違和感があって、特にお染との絡みなんかは、ぶっちゃけプロとアマって感じで、もう見ていると辛くなってしまった…。
どうして池内くんが抜擢されたのかしら。蘭兵衛ってのは、もっと妖しい美しさと悲しみがないといけないんだよね…。美紀ちゃんがとっても綺麗でカッコよくてそして儚げさがあった蘭兵衛だった分、なおさら池内くんの無骨さが目立っちゃったのかな…。う〜〜〜ん、残念っ!!!
ということで、ワタシ的希望キャスティングとしては、捨之介・天魔王やっぱ染五郎でしょっ!、無界屋蘭兵衛…もちろん水野美紀ちゃんで、こぶしの忠馬…やっぱ好きなので(笑)橋本じゅんさん、贋鉄斎…うーん、アカドクロの梶原善さんも良かったんだけど、やっぱ今回は「カンテツ」の三宅弘城でしょうっ!!
同じ作品でもキャストを変え、ガラッと構成を変えることで、まったく違う作品になるんだなーって思ったッス。あらすじやエンディングは知っていても、100%以上楽しめたもんねー。あー、面白かったっ!!
追記:高田聖子さんのお名前を間違えておりましたので、修正いたしました。申し訳ありませんでした。m(_ _;)m