同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『一番大切な人は誰ですか』第7話 いやー面白いっ!!

やっぱ怪しさ100%だった小沼(村田充)がとんでもない行動に出たね。なんと小南(小林涼子)を自分の部屋に監禁するなんてっ!!Σ(゜Δ゜*) ウォッ! しかもその理由が凄すぎる…以前東子(宮沢りえ)に「若い男に触れられるだけで鳥肌が立つ」と言われたことを根に持っての犯行って…ま、マジっ?そんなことで…うー、わからん…危ない人は何を考えているか全然わからん…(-_-;A。縛られている小南をデジカメで撮影する小沼の表情が本気で気持ち悪かった…。それにしても顔がでかいぞっ!!(関係ないか)。
でも、前日東子がとても嫌がっていた、路留(牧瀬里穂)から借りたケータイのおかげでSOSを出して、要(岸谷五朗)がスーパーマンのように助けに来てくれたのよねっ!格好良かったなーこの時の要は。小沼をボコボコにしながら「小南、ダメだ、お父さんコイツ殺すわ」とか「お父さんのこともコイツのことも忘れてくれ」とか、凄い台詞だった。このドラマはホントに台詞が生きていると再認識。
その後家に帰りたがらない小南に、要が言った「何もかも捨てて一緒に逃げよう」って…コレ、娘に言う台詞じゃないぞっ(笑)。要にとっては「お金ちょうだい」からこの事件に発展したと思い、あの時に小南を冷たく突き放した自分の責任だ…と思っているわけだもんね。もう二度と小南を放したくない、気持ちが落ち着くまで小南の思い通りにさせたい、だけど自分は絶対小南の側にいるぞっ…ていう要の信念が良く出ている。でも、あまりの出来事だったから、要の頭はどっか飛んじゃっていて、言わなくてもいいのに学校の件とかパンツの件(笑)とか言い出しちゃって、小南に軽蔑のまなざしで見られてるし…(^ ^;A 八丈島でもタクシーの運転手に怪しまれて当然の会話しかできないし、要もこの事件でとても動揺しているのが良くわかるよ。
黄八丈を洋服にして娘に送りたい…と、東子にオーダーしてきた女性を見た小南が、その女性に声も掛けずにただ黙って店を出る。その後何か吹っ切ったように要に話し始めた小南。お父さんのことが嫌いになったのは、両親の離婚を「何でもないことだ」と思い込もうとして、だけど上手くいかなくて、それを全部お父さんのせいにしたから。でも実はそんな自分が一番嫌いだった、と。そしてそれは自分が悪かったんだよ、だから今回のこともお父さんの責任なんかじゃなくて、自分が悪かったんだよ、と。そして「ありがとう」と言って、要に抱きついて泣きじゃくる小南…ぐすん。中学生なのに両親の離婚という大きな傷を隠し、父親を嫌いだと思うことで冷静さを保っていた小南…。やっと自分のことを見つめ直して要に「ありがとう」と言った小南…ううう、泣けたよ〜。
そしてとうとう路留が東子に会いに行ったね。路留は母親から「離婚したら?」と言われて、ちょっと揺れているんだろうか…。ワタシは今イチ路留の気持ちが理解できないんだけど、まず正直なところ要とは別れたくないと思っていると思う。そして要を東子に返したいとも思っていないだろうな、と。でも、小南とは仲良くしたい、そして小南と要を引き離したくない…とも思っているみたいだし…。ただこの後、路留自身はどうしたいのか、が、なんともわからないんだよねー(-_-;)??。
次回はなんだか不思議な図、要・小南・東子・路留の4人が一堂に会す…ってシーンがありませんでした?(^ ^;A それって「ラストプレゼント」の4人で一緒に暮らす図にもちょっと似てたりして…。
おまけ:オットと「これは大人が見るドラマだねー」と「若い子が見てもつまんないんじゃないかな」とか、ちょっと話しました。確かに全編を流れるユルイ感じ、なんとなく半透明な感じ、物事に無理に白黒つけない感じが、つかみ所のないドラマだと思う。でも要所要所の台詞はとっても洒落ているし、登場人物もそれぞれが個性的で、気がつくと引き込まれていくドラマなんだよねー。脚本家はワザと狙っていると見たっ。(それにしても視聴率が…汗)
おまけ2:それにしても小南役の小林涼子ちゃんの演技は上手いっ!こんなに若くて8等身で顔が小さくてモデルで演技が上手くて、今後どうするんだっ!?(いいんですけど…)