同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『優しい時間』第9話 拓郎のシーン堪能っ(大喜&小躍り)

ナース小泉の台詞「あんた見てるとさー、なんだか昔の自分見てる気がする」ピンポ〜ン♪うんうんうんっ、ワタシたち夫婦もそう思いますっ!!…っていうか、前回も書いたけどやっぱり似ている〜、激似ですよ、キョンキョン長澤まさみちゃんっ。
病室のベッドに寝ているアズ(長澤まさみ)に顔を寄せるナース・キョンキョン…ああ、同じような顔が並んでいる…でも、やっぱり年月は残酷なのね(涙)。
点滴を変えながらナース・キョンキョンがアズに淡々と言う「リストカットしたから同情してもらえるなんて、甘いこと考えたってそんなこと無駄よ」「解決することなんてなーんにもなくてね。同情なんて誰もしないのよ」「自分に残るのはただの傷だけ…」
「でも…傷が残るのはいいことよ。バカな時代がありました…って、幸せになってから思い出せるしね」「笑えるわよ、とっても…時間が経ってから。自分のこの傷見る度にね」
アズだってリストカットの先輩から言われちゃったら素直に聞くし、きっと今までで一番心に染みいったんだろうな。
きっとナース・小泉は今は幸せなんだね…。だからこそアズに対して厳しく・優しく接っすることができるのよね。


美可子(清水美砂)さんも、今までで一番のGood Jobだった。これからアズが前向きに生きていく手伝いをしてくれそうだよ。


でっ、お待ちかねの拓郎(二宮和也)ですよっ!!拓郎オンパレードっ!!もう、拓郎の表情が、表情がせつなーーいっ。ホントあんな表情、反則ッスよニノってば…。
一心不乱に制作に打ち込む拓郎の顔つきも良かったし、説明要員・堂本(徳重聡)に「…ただ…その前に(父親に)会えるだけの自分を作りたいんです」と静かに告げる拓郎の目がキラキラしてたのにもやられたー。


アズの事故のことを聞いて、今までのアズとのことを想い、そしてペンダントを握りしめて苦悩する拓郎にも萌え…はぁぁぁ。
だけど拓郎はすぐにアズに連絡を取ったり、病院に駆けつけたりしないのよね。その出来事をバネにしてまたしても一心不乱に制作に取りかかるわけだわ。男だよ、拓ちゃん。


オブジェにあった富良野神社の御守りを、アズからだと勘違いしてやっと拓ちゃんはアズに連絡するのだね。
「もしもし?もしもし?」「…アズちゃんか?」「うんっ」「今どこだ?」「うち」…小学生か?アズは(汗)。
しかし、拓郎は優しい表情で優しい話し方するねー(惚)。
レストランに現れた拓郎、見つけたアズを見る視線も優しい…ああ、こんな拓郎に惚れないおなごはおなごぢゃねぇっ!!(大違)。


「退院したのか」「うん」「事故にあったんだって?」「…うん」「良く助かったな、意識なかったそうじゃないか」「…」「リストカットしたのか?」「…」「バカだなぁ…どうしてそんなことしたんだ」…拓ちゃん、質問攻めですわ(汗)。
「寂しかったから…」「寂しい度に死んでたら、命いくつあってもたんねぇぞ?」
わはははは(不謹慎)、確かにそうです、拓ちゃんの言うとおりだわ。


「何が寂しかった…俺がメールするなって言ったから?」「…」そうなのよ、この子ったら、それでパニックになってしまったのよね…はぁ(痛)。
「親父を連れてきたことで俺が怒ったって思っているかもしれないけど、会わないって言ったのは別の理由なんだ」
…だーかーらー、言葉足りなすぎなんだってばっ、拓ちゃん。ほら、拓ちゃんが何故連絡を絶っていたのか、その理由がわかったとたんに、アズの顔がパァーっと晴れたじゃないか。思いこみの激しい女の子とつき合う時は、ウザいくらい説明しなきゃダメなのよね。


で、そこから「最低だね…自分の肌に傷を付けるなんて…」というアズの台詞に繋がるわけですが、ちょっと違和感。ワタシとしては、リストカット=肌に傷を付けるという考え方じゃなかったんだよね。
肌に傷…確かに切ってしまうわけだから肌なんだろうけど、皮膚感覚のイメージからは遠いな。やっぱり肌というよりは「身体に傷」って感じだわ。


アズのリストカット痕から拓郎の「死に神(汗)」刺青話へと流れます。筆で描いたような刺青…しかも大きいなぁ。
「俺の尊敬した先輩の名前さ…」「そのことが親をどんなに傷つけるか、その時は俺…考えもしなかった…バカだよな、まったく」ちょっとやさぐれっぽい拓ちゃんにも胸キュン(え)が続くです。


そして、富良野神社の御守りがアズじゃなく、父親・勇吉(寺尾聰)からのものだってことに気がつく拓郎…「来てくれてたんだ…オヤジ…こっそり来てくれたんだ…」ああ、綺麗な涙がぽろぽろぽろぽろ流れている…拓郎、嬉しいねぇ、とっても嬉しかったんだねぇ…うわあああん(もらい泣き)。


親からもらった肌に傷を…という話つながりで、勇吉とめぐみ(大竹しのぶ)が赤ちゃんだった時の拓郎の肌の話をしていたけれども、あそこはなんだか感動できなかったわ。
「今さらそんなこと言ってどうする」とか思っちゃった。…ああ、ひねくれ者のワタシだわ(涙)。