同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『不機嫌なジーン』最終話 えっ?これで終わり?

2007年12月、想い出の曲が流れるタクシーの中で涙を流す仁子(竹内結子)……えっ?終わり?これで終わりなのー!?…と叫んだ人がいっぱいいるだろうなー。


南原教授(内野聖陽)との幸せな結婚よりも、南原に全てを守ってもらう生活よりも、自分の力で研究をすることを選んだ仁子。
勝田(オダギリジョー)が言うように、きっと仁子は南原を超える力があるんだろうね。だからこそ南原と一緒にいて、その才能や能力を枯らしてはいけない、逆に言うと、南原が仁子(の才能)を嫉妬する余り、彼女の行く手を遮る可能性もあるんだ…というわけなのね。


実際に南原と別れた後の仁子は、研究が新聞に取り上げられたり、学会に出席したり…と、研究者としても上手くいっているみたいだし。偶然南原(しかも女連れ)と出会った時も、動じずに笑顔を見せる余裕もあったよね。


だけど2007年のクリスマス、学会帰りに乗っていたタクシーの中で、偶然聴いた南原との想い出の曲。不意に仁子の目には涙が…ってところで…終わり…。
えーっ?…ノスタルジー?うーむ、このラストの持つ意味がよくわからんぞい(汗)。


自分で選んだ道だけど、決して後悔はしていないけれど、なんとなく泣きたくなったりすることだってあるよ。いくら順風満帆でも、もしもあの時〜だったら…みたいな考えが浮かぶ時だってあるさ。
最後のタクシーの中ではソレを言いたかった…ってことなのかなー。ああ、結局何が言いたかったのか良くわからないまま、仁子にも感情移入できぬまま終わってしまいました。なんか中途半端だわー。


公式のオダジョのインタビュー読みましたが、やっぱり彼のスケジュールの都合で全話出演できなかったんですね。だから前半は思わせぶりな登場の仕方になっちゃったんだ…とか。そーいうことだったんですね。