同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『エンジン』第2話 おでん食いたい

木村くんのトヨタのCMって、毎回違うバージョンがあるのっ!?…と、ドラマとは関係ない話から入りますけど(笑)。もしも全話分違うバージョンがあったら凄くない?それも楽しみのひとつになるであろう…(なぜ予言)。


今回の次郎(木村拓哉)は子供たちを蹴る、蹴る。小さい子が飛ぶ、飛ぶ(笑)。ご飯のお代わりを子供と競い合い、ちくわぶにマヨネーズ付けて食ってる(汗)。せっかくのステーキなのに格好つけて食べないで帰ってくるし…あー、ガキだ。


しかし次郎にとっては辛い言葉だっただろうな。昔のスポンサーに「引退したら…」とか「個人的に応援している」って言われちゃったんだもんね。レーサー・神崎次郎は過去のモノだと言われたも同然なわけだし。


次郎ってそんなに自分に自信があるようには見えないんだけど。焦りとか不安とか体力の限界とかはガッツリ感じちゃっている気がする。不安だからこそ考える前に行動して、自分の気持ちだけで突っ走ろうとする。
多分考えると恐くなってしまうからかもしれない。だから周りの感情とか自分の現状とか、あえて深く考えないで行動する。そこがガキなんだろうけれど少しそれが苛立つなぁ。でもそれはそのまま次郎の欠点でもあって長所でもあるのかもしれない。


どんなに低くても可能性が0とは考えない。だからこそ頑張る・努力する。そんな次郎を見て、美冴(上野樹里)は大学受験のことを考え直したんだものね。バスでのドライブは修理から始まった偶然なのかもしれないけれど、バスの中で次郎が「お前だってレースやってんだろ?…お前だけの大事なレースだよっ」とか言わなくったっていいのになぁ。
あくまでも次郎がラーメンを食べたくてバスを修理し、その結果美冴とドライブすることになったとしても、終始次郎のレーサー話だけにして欲しかった。その流れとして自分も孤児だってことは言ったとしても。
常に次郎の勝手な行動によりおきる偶然が、結局良い結果を生む…という方向でお願いしたいんだけどな。そこにその子を思いやる次郎の気持ちを入れる必要はまだいらないのに。そんなに早く次郎をいい奴にしないでっ(笑)。


…あれっ?なんかワタシってひねくれている気もする(周知の事実)。


食事シーンは良かった。本当の親子じゃない次郎と猛(原田芳雄)とちひろ(松下由樹)の、おでんのこんにゃくにおける会話(くだらないが)がgood!!
血のつながりなんかなくっても本当の親子になれる…ということが、美冴にちゃんと通じたステキなシーンだった。もちろん次郎たちがここまで来るのには大変だったのだろうけれども。きっとそのエピソードの回もあるんだろうな。楽しみ、楽しみっ。