同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『エンジン』第7話 むー(眉間に皺)

前半は見ているのが辛かったなー。何度も「もう消そうかな」なんて思ったり(汗)。とにかく次郎(木村拓哉)が大輔(石田法嗣)を警察に連れて行くまでのエピソードがかったるくて。
教会に大輔を迎えに行く→コンビニ→追いかけっこ→大輔の父親の病院…って流れでしたが、引っ張りすぎだった。追いかけっこ後いきなりしおらしく「行きたいところがある」って…ここまで散々次郎に悪態ついていたのにギャップありすぎだし。

大輔役の石田くん、次郎に悪態ついていた時はうるさいだけだったけど、父親に完璧に無視されたシーン以降は良かったよ。ふらふらと路の真ん中を陽炎のように歩いていく姿や、その後迷子みたいな表情で小走りで戻ってくるシーン、そしてバスの後部座席で号泣する姿はなかなかだった。本当に父親から捨てられた…と感じた大輔の辛さや悲しみ、孤独感が伝わってきた。

後半、園長・猛(原田芳雄)が苦渋の決断をし、次郎と言い合うとこは引き込まれた。常に勝ちか負けかしかない次郎にとっては、いわれのない中傷や脅しによって閉園するなんてことは負けることだと父親・猛に猛反発する。
だけど、これは勝ちや負けの問題ではない…と猛は言う。もちろん値上げ要求してきた地主や、閉園を求める地域住民と戦うこともできるけれどもそれは長期に渡り泥沼の状態になる。「出て行け」と言われ続けるそんな状況の中に子供たちを置いておくことなんてできるわけがない。子供たちのために(この勝負には)あえて負ける…と。
押さえた演技が素晴らしい原田さんのおかげで、次週も見ようかなという気持ちになった。ありがとう、原田さんっ(違)

次回はいよいよ閉園→子供たちとの別れ→泣き…って流れですね。多分閉園にはならない、もしくはすぐに再開するんじゃないかと思うんだけどな。お金の問題で片が付くなら、次郎がテストドライバーになって2千万ってのもあるからなぁ…。