同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』第1話 自分語りかっ

泣いちった…えっ?(シンジラレナイ)。いやいや〜、ワタシだってまさかもこちゃんの東京タワーで泣くとは思わなかったよ。しかも1話目だぜっ?(汗)。
説明しよう(言い訳しよう)。これはドラマの内容で感動とかいうよりも(おい)、あのシチュエーションに参ったんですってば。あのホームでの別れのシーン。あれはワタシだけではなく、若い頃に故郷を後にして(両親を残して)東京に出てきた人だったら、鼻の奥がつーんと来たんじゃないかと(汗)。自分の意思で出ていくわけでもやっぱり別れは辛いんだよねぇ。だから遠い昔を思い起こしてつい涙目になってしまったというわけですわ(わはは)。
それと、マー君・雅也(速水もこみち)がオカン・栄子(倍賞美津子)の握ったおにぎりを泣きながら食べているのを見て、「かあちゃんのおにぎり食べたい…」と思った人もいたのでは。(どうして母親のおにぎりって特別なんだろう。自分が作っても同じ味にはならないのはなぜなんだろう?)。ああ、あのぬか漬け食べたいっ(違)。
それにしても見ていてすっごくムカついたデスよ、マー君の態度。今まで散々甘やかされて育ったマー君が、オカンに暴言吐いたり冷たくしたりするその姿に「ごるぁ!誰のおかげでそこまで大きくなったんだと思ってんだぁっ?!(怒)」とブーブおばちゃん・香苗(浅田美代子)と一緒に叫びたくなりました。しかも自分の権利だけ主張してオカンを残して家を出るっていうその利己的な態度にも「何言っちゃってるわけ?生活費や学費はどうすんのっ?!(超怒)」と。…で、なんでドラマ見てこんなにムカつくのかと考えてみまししたら、もしかしてそれってまさにあの頃のワタシか?みたいな(え)。
いやいやいや(焦)、あそこまで面と向かって暴言吐いたり反抗はしてはいなかったけどね。でも、自分のことしか考えていなかったなー、なんて。毎日ご飯を作ってもらって(お弁当も)、学費はもちろんのこと毎月お小遣いを貰っておきながら「少ない」とか文句言ったりして。母親の手伝いもせずにそんな権利だけは主張していたあの頃を思い出してしまったわけですよ…はぁ。その上家を出た後もしばらくの間仕送りまでしてもらってましたし…ああナンテコトっ(恥)。ドラマのマー君に腹を立てながら、あの頃の自分に腹を立てているんですよね…トホホ。
親元を離れ、自分でお金を稼いで自分でご飯を作って自分で洗濯して、初めて親のありがたみがわかるんだよねぇ…しみじみ。誰かにご飯を作ってもらうってコトがどんなに幸せなことだったのか(切実)。好きじゃないおかずが出たからといって「えー」とかプーたれていたワタシを叱りたい、過去に飛んでいって叱りたいっ。せっかく作ってくれたおかずに文句言うなんて!あの頃のワタシのバカバカバカっ!。はぁはぁ…あ、つい興奮してしまった。いや、もちろんおかずのことだけじゃないんだけれどね(わはは)。
…話を戻して…と。で、オカンが倍賞さんですよ。もう最強のオカン。息子に愛情たっぷりでどっしりしていて働き者のオカン。子どもに貧乏だと思わせないように先回りして欲しいモノを買ってくれるオカン(だからあんな子に)。だけどそんな愛情は思春期の男の子にはウザいだけ。それでもめげずに愛情をひたすら注ぎ込むオカン。倍賞さん久しぶりに見たけれど、インパクトありましたねー。
あんまりにも倍賞さんのオカンが見事だったので、マー君・もこちゃんが霞んでしまった…だから意外に見やすかったのかも?(酷)。ってことで、第2話以降の東京編になってみないと(オカンの出番が少なくならないと)、このドラマが面白いかどうかはうーん。とりあえず次回も見てみますが。