同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『華麗なる一族』第1話 で、さっきの続きですけど(え)

ドラマ良かったです。さっきのエントリで書いたツッコミ所2ヶ所以外は(もういいよ)。序盤はちょっと冗長な感じもしたけれど、鉄平さんが高炉建設について本気で動き始めたくらいからリズムも良くなった気がします。
で、鉄平さん役の木村くんですっ!(鼻息)。うふふ、これはなかなかいいんじゃないでしょうかっ(喜)。鉄を作る仕事に熱い情熱を燃やす鉄平役は、なんてったって「もの作り」好きな木村くんにはぴったりの役だし(笑)。また鉄平@木村くんが、父・大介@欣也さんや義父・大川一郎(西田敏行)と同じ画面に映っているのを見ると「ああ、ワタシはこーいう木村くんが見たかったんだよ」としみじみ(涙目)。役者としての大先輩たちがいっぱい出演しているドラマに出て欲しかったのでホント嬉しいッス。確かに主役は鉄平@木村くんってことにはなっているけど、同時に金融再編に立ち向かっていく大介@欣也さんがもの凄い存在感だし、そこに絡んでくる大物俳優たちの存在感もぐがががががーっとあるわけですよ。ってことは、いつものような「(局側が考えた)木村くんに頼った木村くんのドラマ」ではないわけで、それが一番嬉しいことなんですぜいっ!。
鉄平という役は財閥一家の長男ということで上流社会の人ですから、もちろん言葉遣いも丁寧で良いです。家庭では父親としても夫としても素晴らしい(のかな)男を演じております。服装もガチガチのスーツだけじゃなく、細身でカチッとしているジャケットとパンツで色目も渋くて良いです。一点だけ難を言えば妻が(おぃ)。だってさー、どうにも木村くんとハセキョーが愛し合っているようには見えんのよ(ブツブツ…)。ええと、妻・早苗との間にはひとり息子・太郎がいるわけで、パパ役の木村くんってのも初めてなのでその辺は楽しみですね(だって初回は太郎くん寝てただけなんだもん)。父親の愛情に不審を抱いて育ってきた鉄平が、自分の息子にどうやって愛情を注ぐのか見てみたい。まぁショミ〜ン家庭とは違う育て方かもしれないけれどね(笑)。
万俵一家の中ではちょっと浮いていて(しかし妹たちからは慕われているっぽいね)、しかも父親・大介とはイマイチそりが合わなそうな鉄平。だけど鉄平が実質的な経営権を握る阪神特殊製鋼の中では超人気者みたいですね。若干年寄り連中(社長・常務)とは話が合わなそうだけれど、部下たちからの信頼はやけに熱い。特に一之瀬四々彦(成宮寛貴)の鉄平を見る目の熱さったら…フフ(違)。
そんな熱き男・鉄平が毛嫌いしているのが、父親・大介の愛人である高須相子(鈴木京香)。同じ家に妻と愛人を住まわせる男・大介。しかし相子はただの愛人ではなく、切れる頭と美貌を使って実質万俵家を仕切っている野心家の女性。財閥にとって大切な「閨閥」づくり、万俵家では相子の仕事なんだよね。大介の妻・寧子のことはきっぱり見下して、万俵家での高い地位を確立している相子。そんな相子を京香姉さんは見事に演じていらっしゃいます。BSで高座に上がって下手な洒落言っている人と同一人物とは思えんくらい妖艶で美しいッス…ほぉ(ため息)。この相子@京香姉さんと鉄平@木村くんの対立ってのも見所ですよん。
お待ちかねの華麗なる兄弟・鉄平&銀平のツーショットはほんの少ししかなかったよう(くすん)。何事にも冷静、投げやりでニヒルな銀平と、何事にも熱い男・鉄平の絡みもガッツリ見せて欲しいですわい。それにしても銀平@山本くん、なんてスタイルがいいのでしょう。銀行マン・貸付係長ということで面白みのないスーツ着てたけれど、それでもそのスタイルの良さは隠せまい…フフ(目がキラン)。
第1話目にして「もしや鉄平はじいさん(敬介)の子…かも」という疑惑がはち切れそうな大介さんでしたが、次回はそんな大介@阪神銀行が、鉄平@阪神特殊製鋼 の高炉建設計画にスムーズに融資をするのかどうかっ!?…っていうか、すでにずーっと前から疑ってたんだよね、大介は。鉄平さんも、小さな頃から自分に対する父の態度は銀平とは違うって言ってたもんね。なのにここに来て肖像画とか鯉とかで確信するってのもどうかと(汗)。
もうひとつ気になるのが妻・早苗を「愛している」と言いながらも、昔つき合っていた鶴田芙佐子(稲森いずみ)と再会したことで揺れる(であろう)鉄平さんの気持ち。うーん、ワタシ的にはハセキョーより稲森さんの方がまだ(おぃ)。
まだまだ気になる登場人物はいるんだけど、とりあえず次回以降にでも。