同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『華麗なる一族』第8話 久しぶりに前のめり体勢で見た

万俵家居間での大介(北大路欣也)と鉄平(木村拓哉)の全面対決。肖像画があまり気にならなくなった(おぃ)からかもしれないけれど(というか冒頭での肖像画と将軍のW攻撃に驚いて、もうこれは確信犯なわけだよね、だったらいちいち構っていてもなぁ…と降参)、なかなか緊迫した迫力あるシーンでございました。
自分の父親が誰か、あっさりと志乃(多岐川裕美)の手紙で知った鉄平さんでしたが、それだけでは確証にならないからやっぱり裏を取らなきゃということで、とうとう両親を問い詰める鉄平さん。自分がお祖父様の子であるからして、小さい頃から大介に可愛がられなかった。一度で良いから銀平(山本耕史)と同様に愛して欲しかったのに…と涙を堪えきれない鉄平の姿を見て、さすがの大介も心を入れ替えるかと思いきやそんな甘い人ではありませんでした。最後まで鉄平には心を開かず「父親が息子を陥れるわけないじゃないか」と同じ手で騙そうとする。結局耐えきれなくなり鉄平に謝ってしまったお母様・寧子(原田美枝子)の行動が決め手となり、大介と法廷で争う決心をした鉄平さん。いよいよ法廷での万俵家骨肉の争いとなるわけですねぇ(ワクワク)。
大介さんにも辛い過去はあったわけだし、阪神銀行を守るという使命感も強いというのはわかる。でも、銀行を生き残らせるためとことん家族を犠牲にする大介さんはとても酷い人として描写されている。妻や子どもたちは閨閥作りの道具として利用する(それなりに愛しているのかもしれないけれど)、きっと必要の無くなった部下も簡単に切り捨てそうなそんな予感もしてますし、だからどうしても善=鉄平、悪=大介と思っちゃうんだけど、でもやっぱり一番酷いのはお祖父様ですから(うん)。