同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『わたしたちの教科書』第1話 結構重めかも

ええーっ?!っと驚いた。藍沢明日香(志田未来)が亡くなっちゃったってことは未来ちゃんってばゲスト出演?。もちろん今後は回想シーンはあるとしても贅沢なキャスティングだよねぇ。
いや、それにしても重かったです。学校が舞台だからいぢめが題材なんだろうなぁとは思っていたけれど、敢えてその現場は出さない。ただ、明日香のちょっとした行動が、心療内科医・日野先生(小市慢太郎)の説明にどんどん当てはまっている状況のみを見せられる。いぢめを連想させられながらもその現場は見せられていなかったので、ラスト近くに明日香のカバンの中を見た瞬間、どどどっ…と気分が重くなってしまった。この「もしかして…?」と連想させて最後に「やっぱり」と思わせる進め方は、話に興味を持たせる手法としては上手いなと感じた。
明日香のクラスメイトたちのやんわりとした不気味さ、教師たちそれぞれの歪み、明日香の施設での生活、弁護士・積木珠子(菅野美穂)の過去、生徒と教師と世間…すでにお腹いっぱいな感じではありますが、今後はこれらひとつひとつを積木珠子が暴いていくという進み方なのでしょう。しかし歪んでいる人の数がちょっと多すぎる気も(汗)。後半描ききれなくて結局うやむや〜って感じにならないようにして欲しいです。最終的には何故明日香が転落死したのか、これは自殺なのか事故なのか他殺なのか、ハッキリさせるんだよね。
若くて希望に満ちていてちょっと鈍感で頼りにならない教師・加地耕平役を伊藤淳史くんがなかなかの好演だったよね。こんなワカゾー教師いるいるって感じだったよ。そして積木珠子役の管野ちゃんが最高。見ているだけでワクワクします。ワタシ、ドラマなら笑わない管野ちゃん好きなんですよ。あのぶっきらぼうなものの言い方に惚れてます(笑)。なんか重たい過去を背負っているようですけど、そこはホレ、相変わらずかる〜い感じの恋人・瀬里直之(谷原章介)が側にいるわけだし。もしかしたら直之も重たい過去を持ってたりするかも…いや彼に限ってそれは無いか(←断言してまますが)。
相当重い感じではありますが、これから積木珠子があの学校相手にどうやって戦っていくのか興味を惹かれますのでとりあえず視聴継続。