同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『特急田中3号』第2話 あれれ×2

うう〜ん…2話目もなんか残念な感じ。要所要所でクスクスっってところもあったりするんだけれど、全体としてはイマイチ面白みに欠けるんだよなー。たぶん主人公の田中一郎(田中聖)にまだ魅力を感じられないってのが大きい気がする。田中一郎が「自分がいかに大物か」を大声でアピールする度に、目黒照美(栗山千明)じゃなくてもキレそうになっちゃうのよ(北海道弁で怒りたい)。田中一郎の見栄っ張りのええ格好しいぶりを、愛すべきおバカ野郎として愛おしく思えないってのが原因。ただ、田中一郎のひとりの寂しさを感じさせるシーンではじ〜んとくるものもあるわけですよ。だけど、傍若無人なオレ様!っぷりと実は寂しいオレとの差がありすぎて、田中一郎に対する見方がなかなか埋まらないんだよね。
今回は半ば無理矢理仲良しになった、花形圭(塚本高史)と桃山誠志(秋山竜次)との友情をより深めることのできた回。ワタシは田中一郎を見捨てないこのふたりの方が田中一郎よりも大物だと思うな(笑)。あと、小島理子役の平岩紙ちゃんのビジュアルも話し方もちょー可愛くて、彼女が出る度にでれ〜んと目が細まっちゃう(おっさんかい)。ぶっちゃけ渋谷琴音(加藤ローサ)よりカワイイと思う。
とにかくこのキャスティングでこの内容だとホント勿体ない。早く田中一郎を「愛すべきおバカな奴」「どーしようもない男なんだけど愛おしい奴」と思えるようなお話にして欲しいよう。