『ラスト・フレンズ』第10話 うわああああああ…

　まったくもー！先週も散々言ったじゃない！。宗佑さん（錦戸亮）の家にひとりでい・く・なって！！（きーーー）。瑠可（上野樹里）に続いて美知留（長澤まさみ）も人の言うこと聞かないでまったく（ブツブツブツ…）。…と、勝手に怒ってましたが、ラストをああするためにはこうするしかなかったのね、と許してやりました（何様）。
　しかしなー、自殺、とはなぁ…うううーん。ワタシは瑠可か美知留が思いあまって宗佑さんを刺すのかと思ってたから。で、刺された宗佑さんが彼女たちを犯人にしないために自殺偽装をしてから亡くなる…とかって筋書きかなぁって。それを知った皆が「宗佑も可哀想だったね…」的な感情を持つのかなんて思ってたので、まさかいきなりウエディングドレスを抱いたまま自殺しているとは驚きました。いつの間に買っていたの？（そこか）。
　「さよなら、美知留。キミを自由にしてあげる」何が引き金になって宗佑さんは自ら命を絶つこととしたのか。今回エリ（水川あさみ）から言われた「男なら引きなさい」「何でそんな事もわからないのよ！」がちょっとは効いていたのかな。でも今までだって瑠可やタケル（瑛太）に何を言われても「フ（鼻で笑う）」ってな感じで意にも介さずに、逆に非道な攻撃をしていたからなぁ…。
　直接の引き金になったのは、美知留の言葉と写真だよね。乱暴に美知留を抱いた後に言われた言葉。流れる涙をそのままに「ひとつだけ約束して。私の友達に二度と手を出さない、瑠可を傷つけないで。タケルくんも傷つけないで。そう誓ってくれれば、私…ここにいてあげる…宗佑と何度でもこうしてあげる…」
　これが決め手か。「ここにいてあげる」「こうしてあげる」すでに立場が逆転してしまったのね。大事な友達を守るために仕方なく宗佑の側にいて"あげる"という美知留の言葉は、宗佑さんにとっては相当ショックだったんだろうな。自分の庇護下ではなく同等の取引として側にいるなんて、暴力で支配してきた宗佑さんには耐えられないことだもんなぁ。そして極めつけはシェアハウスの仲間たちと撮った写真。最近宗佑さんにはまったく見せなくなった笑顔の美知留。自分がどんなに愛してもこんな美知留の笑顔は見ることはできない。でも、美知留を手放したくない。だったら永遠に美知留の側に…ということなのかな。最期に自分のやってきたことを悔いての自殺ではなく、最期まで美知留を自分の元に引き止めるための自殺なのだろうか。ま、次回には宗佑さんの真意がはっきりするようなので待ちますわ（大人〜…え？違う？）。
　で、宗佑さん事件以外。やっと美知留は父・修治（平田満）にカミングアウトできたのね。ものすごくショック受けていたけど、最後は受け入れてくれたお父さん…お父さんに拒絶されるかもって危惧していたことにならなくてホント良かった…うう（涙）。家族にも本当の自分を伝えることができて瑠可はまたひとつ重荷を下ろしたのね。もしも週刊誌にネタ売ったのが宗佑さんだったら、結局宗佑さんのおかげってことになるかもなー。
　それから、あのネグレクト疑惑の男の子は母親が戻ってきて幸せになった…と。ちょっと簡単すぎる気もするけど、っていうか宗佑さんほとんど仕事してないだろうよ。もっともっと宗佑さんが扱ういろいろな家庭の姿を見せてくれて、それに対処する宗佑さんの仕事姿を見せてくれれば…とか今更言ってもアレだよね…。それから…えーと、美容室の意地悪先輩のDV疑惑は？。そしてタケルのトラウマは？はっ？（汗）。
　余談：宗佑さんがポロポロポロポロ涙を落とすシーン。久しぶりに麻生遥斗さん（＠1リットル）を思い出してポーっとしてしまいましたことを告白いたします。錦戸くんの泣く姿はど反則だわよ。なんであんなに大粒の涙が、切ないお顔が似合うのっ？！。ちょい前のタケルに見せた凍りつくような表情もステキだけど、涙を落とす（流すではない）錦戸さんってばっ！てばっ！（ああ…）。