『ラスト・フレンズ』アンコール特別編 ってか総集編

　わかってたけどね。いつものように、10時半くらいから録画追っかけ再生で見たんだけど、早送りのしすぎですぐに本放送に追いついちゃったぜ…ふふ。え？ああ、もちろん宗佑さん（錦戸亮）が大粒の涙を落とす泣き顔シーンだけは早送りせずにじっくり見たけど…何か？（病）。
　世間の（というかワタシたちネット界隈の／笑）激しいツッコミを、制作側が知っていたのか知らないのか、それともわざとなのかわかりませんが、何？あの「落としていたエピソードは一応拾いましたよ」的なシーンはっ！？（呆）。「え？まさかこれで拾ったと？」と、逆にアンコールツッコミ特別編になってしまったよ（笑）。これで最後だから許してくだせい。
　まず、ネグレスト疑惑のあったあんな小さな子どもが、ひとりで花束を持って宗佑さんのお墓に行くかい？。まるで何もかも知っているかのように、美知留（長澤まさみ）と瑠美ちゃんを優しく見つめて微笑むかい？…っていうか宗佑さんが乗り移った感じ…（怖）。もしかして母親と一緒だったのかもしれないけれど、それにしてもどうして宗佑さんが亡くなったこと知ったんだろう…。誰かがあの子に教えたのかしら…お墓の場所も…？。
　次に帰国したばかりのオグリン（山崎樹範）を、以前美知留が働いていた美容室にわざわざ行かせて、いぢわる先輩（西原亜希）にヘアカットさせた意味は何？。DV被害に遭っている先輩のその後を描きたかったのかもしれないけれど、なんかすごい無理矢理なシーンじゃなかった？。まずさ、美容師が初めてのお客さんに「男に殴られた」とか言うかいな。「昔ここにいた子にいぢわるした」とか言うかいな。でもその前に、店の女の子が目に痣作っていたら、普通店長はその子を休ませるよね。だって美容室は「美」を売っているわけだし、見た目も大事でしょうに。そいで、あそこまで先輩に赤裸々に語らせておいて、オグリンが彼女に何かしてあげた、ってわけでもないんだよね？。まさかあの後オグリンが、美知留と宗佑さんの壮絶な出来事を語ってあげて「だから苦しいのはキミだけじゃないんだ」「逃げるべきだ」的な発言があって、先輩が助かったとか？…うーん、あの後にそんなことがあったようには見えなかったぞ（汗）。
　最後はタケル（瑛太）のトラウマ…。あの赤い電話が鳴った瞬間に、タケルの姉さん（伊藤裕子）からだってわかった人手ぇ挙げてーーー！はぁーーーーーーい！…はぁぁ。タケルはこの一年、あのシェアハウスで美知留と瑠可（上野樹里）と瑠美ちゃんと家族として暮らして、心が穏やかになっていったのだね。そのうち自分に酷いトラウマを植え付けた姉さんを許せる気持ちになったと…。そうか、タケルがそー言うんだったらそれはそれでイイよ…でも、そのトラウマのせいで女性の身体が云々ってのはどうなったんだい？それは見事にスルーなのかい？。今が楽しければそれでいいのかい？…。この疑似家族を続けているウチは、他の女性と試す機会もないとは思うけど（失礼）。ま、まぁ、タケルも外で仕事しているわけだし、そのうちシェアハウス外で好きな女性と出会うかもしれないもんね…っていうか、是非出会って！（懇願）。タケルには幸せになっても・ら・い・た・い・のーーーー！（えこひいき）。
　樹里ちゃん、別の仕事が忙しかったのかしら？。最後だけチラっとでしたねー。やっぱ雰囲気違う。もう別の"誰か"になっていたんだろうか。役によってまったく違う顔が見られる樹里ちゃんの今後の作品も楽しみだわぁ。（綺麗な終わり方）。