同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『ハンチョウ〜神南署安積班〜』第1話 のどかだ…

 ほんわかしてるね〜殺人事件だってのに。最初の強盗事件は本庁にかっさらわれた訳だけど、なんで神南署管区の強盗事件を本庁が?…犯人に余罪があったのかな。そしてメインの殺人事件。これは逆に本庁との合同調査、つまり帳場*1が立つのが普通なんじゃないのかしら。そこんとこ不思議だった*2
 安積班長(佐々木蔵之介)がホント穏やかで、5人の部下も皆いい人揃いだよね。今どき珍しい設定だと思った。5人もいれば、中には手柄を独り占めするヤツとか、一匹狼を気取ったヤツとか、やる気無し夫とか、反発ばっかするヤツとかいそうなもんだけどいない(今のところだけど)。みんなハンチョウを信じて、一丸となっているんだよね。初見で村雨(中村俊介)だけは反ハンチョウなのかと思ってたら(彼はいつもそんな感じの役だから)、生真面目で堅苦しいってだけでハンチョウのことは尊敬しているっぽいしねぇ。内部にハンチョウを陥れようとするような敵がいないのは見やすいかもな。
 それにしてもいい男揃いの班だこと(笑)。しかも若いのばっかりだよね〜。これって団塊世代退職後の班なのかな。なるほど〜、ドラマでありながらそーいう社会問題提起も(ないない)。
 意外と登場人物も多い。ブラスゲストだからねぇ。白バイ速水(細川茂樹)と記者・山口(安めぐみ)は毎回あんな感じの絡みくらいしかなさそうだよね。そして刑事ドラマといえばお約束の馴染みの小料理屋。もしかして薄幸のママ・杏子(奥貫薫)とハンチョウのほんわか恋愛もあり?。
 んで初回は、太田トヨ役の市原悦子さんの独壇場でございました。火サス?的な(笑)。ラストの朝ご飯シーン、てっきり窃盗罪を犯してしまったストリートミュージシャンの身重の妻の面倒をトヨがみているのかと思ったのに*3、わさわさご飯食べてたのはハンチョウの部下たち。まぁ人情物だからねぇ…って感じではあったけど、キミらちょっと図々しくないか?(笑)。

神南署安積班 (ハルキ文庫)

神南署安積班 (ハルキ文庫)

*1:捜査本部/いや、ちょっと警察用語を使ってみたかったのだ/わははは

*2:最近「警察小説」ばっかり読んでいるからつい…ね

*3:この展開もちょっといい話でしょ?わはは