『仁-JIN-』第一話 おお！これはっ！（嬉）

　面白いっ！いやー、ネットのお友達がこぞって「面白い」って書いてた（見る前に読むな）から期待して見たんだけど、期待以上の面白さだったよ。TBS、やる時はやるじゃん。フジが豊子センセのアレだから相当チカラ入れてきたのかしら。でも決して負けてない豪華キャストなんじゃないのー？。
　いいねーこのテンポ。2時間弱もあったけど全然飽きさせない。ワクワクがずーっと続いていたよ。原作読みたかったんだけど読んでないのよね。村上もとかセンセってば、浦沢センセ同様ひとつの作品が長いんだもん（え）。手を出すのを躊躇っちゃうんだよねぇー。しかしこの設定、よく考えたなー。
　階段を転げて現代から江戸時代へタイムスリップした南方仁（大沢たかお）。当時の人に「今は江戸時代？」って聞いてもわかんないよねー（笑）。久しぶりにTVドラマのたかおくん。とっても良かった。彼も存在感あるよねぇ。もちろん一番の存在感は坂本龍馬（内野聖陽）だけれども。いやー内野さん、濃い濃い（わはは）。
　現代から江戸時代へタイムスリップした理由。現代で「頭を斬られたて運び込まれてきた患者」は現代にタイムスリップした龍馬なんだよね？。治療のための救急セット（しかも局所麻酔のキシロカインまで？！／なぜ知っている…）を持ち出そうとしていた理由は何？。自分が暗殺によって頭を斬られてそれを治すため？？？…いや、そりゃあり得ないよね…フフ。龍馬は自らの意思で未來にタイムスリップしたのだろうか？。
　そして友永未来（中谷美紀）と仁の写真、ピースの手が逆なのは、死ぬはずだった人を助けたからなのかな。ってことは、仁が未来を変える度にあの写真の内容が変わっていくんだろうか。そしてあの胎児のカタチをした腫瘍はいったい？…ああ、考えだすと頭グルグルになるけれどちょー楽しい（笑）。
　仁は龍馬の行く末を知っている。龍馬のことだけじゃない。歴史オタじゃなくたって、これから出会うであろう勝先生や幕末のことも知っている。仁はどうするんだろう。友人として龍馬を助けるの？自らが歴史を変えてしまうことを選ぶのだろうか。あー、気になる気になるー。このドラマに期待大大！久しぶりに「深読み隊」も登場かっ？！。ああ、楽しみすぎるー。
　ところで、仁が橘咲（綾瀬はるか）に残した手紙、仁の書いた現代の文字ってあの時代の人は読めるのだろうか…。それも気になる（気にするな）。

JIN―仁 (第1巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)