同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

{日常]昨日の出来事

 昨日はお友達から誘われて、日本テレビ系「Music Lovers」の観覧に行くという日だったのよね。ライブアーティストは久保田利伸くん。お友達は長年のファンでもちろんFC会員。以前も誘ってもらって代々木のライブとか楽しませてもらっていたのだ。
 長いのでたたむね。
 日テレ麹町に午後5時45分集合。お友達の持っていた当選メールにも「早めに来られても居場所がないので時間通りに…」みたいなことが書いてあったから、待ち合わせてお茶して「もしかしたらTVに映るかも的なことが書いてあるよ」「きゃー」「でも映るのはゲストと若い子だけだから…安心だよ…フフ…(涙)」なんてバカなこと言いながら、5時半頃に日テレへ。そーしたらすでに長蛇の列!「いやー、やっぱ甘かったねー」などと言いながら並びだしたのよ。
 それにしてもこの時点ですごい人数が並んでいて、ワタシたちの後にも次から次に人が並んで「この麹町日テレにこんな人数が入れるスタジオがあるのか?」ってちょっと心配になったんだよね。実はお友達もワタシも長年セミナーとか展示会の事務局業務をやっていたから、この人数を見てある疑問がわいてきていろいろ検証してみたのだ(並んでいるときは暇なのだ)。
 今回の観覧募集システムとしては、FC会員のみが応募できる。でも1名の非会員を連れてきても可、なのよね。ってことは、当然運営側としては、当選者×2名をMAX人数として考えなきゃならないよね。もちろん無料だし、1名参加もいるし、仕事の関係で来られない人もいるかもしれないから、歩留まりを考えて少し多めの当選数にはする必要があるけれど。それを考えた上でのこの人数なら相当広いスタジオなんだろうと。しかし運営側としてはリスキーだよね。読みができない。例えば100人に当選メールを出しても、当日来るのは100人かもしれないし200人かもしれないんだもの。そんなリスクある当選人数確定、ワタシたちは怖くてできないよね…。最低でも友人も参加する、しないは聞くよね…なんて言いながら並んでいたのだ。
 んで、30分ほど並んでからいよいよ入場が始まったんだけど、それがまた手際が悪そうで。一人一人ホントにFC会員なのかチェックしているんだけど(それは当然だよね)そのチェック担当がたった一人なのだ。名簿を持って動いているからそこで時間がかかる。「あー、まずい運営だなー」「収録に間に合うの?」なんてお友達と笑いながら話していたんだけど…笑いながら…その時までは…。
 そこからまた30分くらい並んで、残りあと100人強くらいになった時かなー。いきなり列が動かなくなって、あれれ?マジで収録何時から?とか心配になってきたときに事件は起きたのだ!。事件は現場で起こっているのだ(違)。
 いきなり関係者的な人が列の前に出てきて「大変申し訳ありません。実はスタジオに人が入りきらなくなったので、ここからはFC会員の方だけにしていただきたく…」「ええええーーーーーーっ?!」(←並んでいる人たち)。その時ワタシたちは順番は結構前の方に来ていたんだけど、その言葉で後ろのFCの人たちがどどーっと前に詰め寄ってぐちゃぐちゃに。ワタシは会員じゃないしお友達に「ワタシはいいから行ってきなよ」と言ったんだけど、状況はぐちゃぐちゃだし、お友達も「こんなんだったらもういいよ」と言い出して。まぁそんな状態を見ていた訳なのよね。
 そしたらその直後に「大変申し訳ありませんっ!ここでFC会員の方も打ち切らせてくださいっ」と。「え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛ーーー?!(怒)」。結局FC会員も10人くらいしか入れなかったんじゃないだろうか。
 そこからその関係者ひとりに詰め寄る人たちでその場が騒然となって。皆その関係者を囲んで訴える。まぁ100%当然なんだけど。だって当選なんだもの。メールには人数が多い場合は入れない…的な文章は一切無かったし、しかも参加者追加の連絡はしないことになっていたんだもの。しかもFCからのメールに書いてあった「早めに来ないでください」という連絡を真面目に受け止めた人が入れなかった。そりゃー並んでいた人たちが詰め寄るの当たり前だよねー。ってか、並ばせたんだったらその時に人数カウントすればわかることだろうに。長時間並ばせた後でこの不始末なんだもの。怒りは二倍だよ。
 中には遠くから新幹線で来た、遠いから宿泊を予定している、などの人たちもいるし、みんな長年のファンだから簡単には諦めきれないのよね。「収録を見られる場所を確保しろ」「サテライト会場はないのか」などにも「申し訳ございません。対応できません」しか言わない関係者。そりゃーそーだろう。だって今回のことは観覧を募集したFCサイドの運営に非があっただけで、日テレ側には何の落ち度もないんだろうから。そんなことを局に言えないよねえ…。
 すると、そこにまたひとり大人の男性が登場して「大変申し訳ございません!。私、ソニーミュージックの○○と申します」と。自分たちの(人数に関する)考え方が甘かった、運営方法がまずかった、などの説明の後に「なんらかの形でこのお詫びをさせていただくことをお約束いたします」と深々とお辞儀をするソニーミュージックの担当者。しかし納得ができない、長時間並んで入れない当選者たち。「そんなことで許されると…」「物をもらっても仕方ないんですから」それはそうだ。だって皆、生・久保田を見るために来ているんだもんね。
 でも、そこでどんなに詰め寄っても、偉い人に謝られても、もうスタジオに入ることは無理なわけだよね。だから名前と会員番号を告げて、後日なんらかの連絡を待つしかない。お友達とワタシはこれ以上は時間の無駄だからさっさとこの場を去りたいと考えて、早々に名前のチェックをしてもらいたかったんだけど、名簿を持った子は相変わらずひとり。これからまた名前チェックでどのくらい時間がかかるか(汗)。ついワタシも、その場にいた関係者に「名前チェックに時間がかかりすぎなので、手分けして処理したらどうですか」と言ってしまったよ(職業病)。「あああ、そうですね」と言いながら、関係者の人もあたふたして何もできず状態。後で思ったんだけど、その場で名刺渡して「きちんとした無駄のない運営事務局、請け負いますよ」と営業すれば良かったなぁ(おい)。
 というわけで、行くまでは「もしかしたらTVに映るかも(きゃー)」なんて思っていたこともぶっ飛んでしまったワタシたちは、名前チェックの後、速攻でカラオケボックスに行って2時間半歌い食い発散してきましたとさ。
 しかしこんなことってあるんだねえ。「そんなに来ないかもしれないから…」という人数の読みの甘さは、自社アーティストのファンたちをなめた態度だもん。だってみんな行くよね。行きたくて応募してそして当選したんだもん。この日がくるのを楽しみにしていたのに入れなかったお友達やファンの人たちはホントに可愛そうだった。事務所は真摯な態度でこれを受け止めなきゃならないよね。ファンあってのものなんだからさ。