『ラストプレゼント〜娘と生きる最後の夏〜』第3話

まったく無駄のない素晴らしい回だった（べた褒め）。蓮太郎（要潤）が明日香（天海祐希）の薬に疑問を持つ、それと同じ日に有里（永作博美）も病院にいる明日香を見つける。この二人はもしかすると同じ時期に明日香の病気のこと知ってしまうのかもしれない。自分の年下の恋人と元旦那の再婚相手…立場的には同じなんだよなー。二人で協力して明日香をフォローしていくんだろうか？（希望大）。
要潤＠蓮太郎、今回はマジ良い役ですよぉ。明日香にどんなに冷たくされても、理不尽なこと言われても、いきなり病院行って図面取ってこいって言われても（笑）、ちゃんと明日香の側にいるんだよねーこれがっ。でかい忠犬って感じで可愛い（笑）。
おじさん（小倉久寛）の「死ぬ前に一番美味しいモノを食べる」→澤口医師（升毅）の「不味いことにも意味がある」→明日香の作った鍋「不味い…」…これはホント上手い流れだったよね。
おじさんは明日香と話さなければ、今朝一番美味しいモノを食べたことを思い出さなければ、飛び降りたりしなかったのかなぁ…。
明日香は自分の作った鍋がもしも美味しかったら…あの暗い海岸でどうしていたんだろう…。
そう言えば明日香の周りの人たちって、結構いい人ばっかりなんだけど、元夫・聡（佐々木蔵之介）だけはちょっとイヤな奴っぽく描いているよね。歩（福田麻由子）が思いこんでいる理由が、ちょっと違和感あるんだけど。歩が可愛くない娘だから、イヤな子だから、ママが出て行った…って、それを明日香が家を出る時にパパに言った…って歩が言ってた。それって「ママが出て行ったのは歩のせいだ」って言ってるようなもんじゃんっ( -"-)。そんな風に言われて育ったんだったら、やっぱりあんな風に暗い子になっちゃうよね…つーか、普通父親はそんなこと言わないよねーっ?!これって歩がどこかで誤解しちゃった…ってことなのかしら？