同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『世界の中心で、愛をさけぶ』第8話 アキママが最高っ(T-T)

前回は朔太郎=サク(山田孝之)の母親・富子(大島さと子)にノックアウトされちまいましたが、今回は亜紀=アキ(綾瀬はるか)のママ・綾子(手塚理美)にやられてしまいました…。アキに「さよなら」と言われて混乱して取り乱し、病院に押しかけたサクに向けられた、綾子の菩薩のような笑顔には、ホント参りましたーって感じですよ。
張りつめた弦のようなサクが、綾子に「なんかあった?」と聞いてもらい「それから?」「うん」と促されて、サクはぐちゃぐちゃの気持ちを語り、そして癒されてぼろぼろ泣いてしまう。綾子だってアキのことで手一杯のはずなのに、看病で疲れ切っているはずなのに、広い心でサクを包んでくれたよね。アキママ最高ッス。綾子@手塚理美ってやっぱいい女優だなー。
「飛べない鳥に空を見せる、何を希望というのだろう」せっかくエアーズロックで撮った空の写真を、アキに見せることのできないサク…。
アキは自分といてもサクの為にはならないと、自ら身を退くことにしたんだけどやっぱり辛いよね。綾子に髪を洗って貰いながら「お母さんは(ずっと側に)いてね…お母さんだから」「いてね、いてね…ずっといてね…」ってとこ、もう、もう…。゜(T^T) ゜。アキの「いてね」が辛くて、可哀想で、悲しくて、号泣。そしてそんな娘を抱きしめる綾子がやっぱり辛くて、可哀想で、悲しくて、号泣です。箱ティッシュ抱え込みッスよーーーっ。
龍之介=スケ(田中幸太朗)ちゃん、今回は楔のような台詞あり「明日に死ぬとしたら…おまえさんは何をしたい?」これで頭の中がグルグルしていたサクの考えがハッキリしたのね。スケちゃん、やっぱいいヤツ、いい友達だよ。中川=ボウズ(柄本佑)と智世(本仮屋ユイカ)も、アキのためにお百度参り…考えることが同じってのが、いいね。
サクの「嫌いなものベスト5」…以上のみ、後は好き…全部好き…ってのが心憎い。アキは本当に嬉しかっただろうな。ずっと後ろ向きだったサクが振り向いたそこからは、今までの情け無い、おどおどした目とは違って、何か一つ決心した、そんな目だったよ、サクちゃん。サク@山田くんの感情表現は本当に上手なぁ…。
そしていきなり婚姻届ッスよ(微笑み)。もう何もサクちゃんにあげられるものが無いと泣くアキに「じゃあ、結婚して…俺を幸せにして…」うっきー、なんて可愛い台詞なんだっ。男のサクが言うから余計可愛いよおっ!!! 映画では無菌室のビニールカーテン越しにキスしてたけど、アキちゃん出てきちゃいましたよ…大丈夫なの?(-_-;A
アキの父親・廣瀬真(三浦友和)とサクの会話は、重たい雰囲気の中ちょっとだけ笑えるシーンだね。「人に会ったら挨拶しなさい」「君は毎日来ているみたいだな…勝手に」「お父さん?」わははは、いいねー、この真のサクいぢめシーン(笑)。しかもそれで終わりじゃないんだよ、うひひ「(マスク)お前も付けなさい」「人前では祖父と言いなさい」と、真に言われるたび、おどおど挙動不審のサクが超可愛いよ(^^)。
ところで、17年前のサク@山田孝之くんから笑顔が消え、重いトーンになっていくのと反比例して、現代のサク@緒形直人に笑顔が増え、泣き顔が消えましたね…。今回は笑顔が多くて、やっと落ち着いたサク@緒形直人を見られるっていうか(笑)、あの止めどない泣き顔がワタシはダメだったので…(^ ^;A 
小林明希(桜井幸子)とカズキくんへの気持ちをやっと確認し、家族写真に収まったサク@緒形直人なんだけど、最後に気になること言ってませんでした?
「あの頃のような張り裂けそうな想いじゃない、だけどあの頃のように、僕は二人を幸せにしたいと、幸せにしてもらいたいと、そう思ったんだ。そう、思ったんだよ、アキ。明日には失う未来とは何一つ気づかずに…」…これって現代のサクのことですよね…。サクはまた何かを失っちゃうってこと?(-_-)??