同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『一番大切な人は誰ですか?』第4回 小林涼子ちゃんって…上手いよね

小南役の小林涼子ちゃん、とっても表情がいいよねぇ。大げさに喜怒哀楽を出さない、感情を抑えた演技だから、なおさら良いのかもしれない。うん、この子上手いなーって思った。
東子(宮沢りえ)が要(岸谷五朗)に「助けて」と言いながら抱きついていたシーン、階段で一部始終を聞いていた小南。あまり感情は出ていなかったけど、口では「ちゃんと嫌いになって」とか「お父さんはズルイ」とか言いながらも、父親と母親がお互いにまだ相手を気にし合っている、必要としていることがわかって、ちょっとだけ嬉しかったんじゃないかと思う。
だけど今の要には路留(牧瀬里穂)という妻がいることもわかっていて、小南としては路留のことも嫌いじゃないし、どうしたらいいのかわからずにあんな行動(要の家に行く&お金を要求)に出ちゃったのかなぁ…。
お金を要求し、その行為を要に諭されている時の小南ちゃんの表情に引き込まれちゃった。走って逃げた後、東子に声をかけられ思わず抱きついて「私は最低」と泣きじゃくるところも良かった。
小南が路留に言った「(自分たちが心配だから)お父さんはわざわざ近くに異動してきて…」という嘘の部分(これは偶然だよね?)は、小南が本気でそう思いこんでいるのか、それともワザと嘘を言ったのか…。
それにしても路留も不思議な行動に出たよね。小南が要の娘だと気がつきながらも今までどおり友達としてつき合う…ってのはなんとなくわかった。でも、その小南を家に呼んで「私の友達」として要と会わせる…っていう行動が理解できないよ。まさか父親と娘の涙のご対面をセッティングしてあげたわけじゃないよね。だってすでに小南から、前から要が東子や小南と会っていることを聞いていたわけだし…。やっぱり要の口から「実は小南は自分の娘なんだ」と正直に聞きたいからだろうか。
そんな路留が母親・逸子(吉田日出子)に逆らわなくなったのが、母親の泣く姿を見てからだ…というのが、路留のちょっと歪んだ愛情を育てたのかも知れないのかな。
このドラマ、なんとなくゆっくりのペースだけどどんどん面白くなってきた。要と東子の会話が面白いよね。東子ってば金八先生のものまねまで披露しちゃったし(笑)。
でも、登場人物が増えていっているのがちょっと気になる。藤尾(佐藤隆太)の恋人・谷本清美(ベッキー)とか、和菓子屋の(役名がわからない)手塚理美さんとか…。まさか手塚さんがただの通りすがり的な役割じゃないよね…(^ ^;A キャスト表にも名前が無いので、それぞれを主役にした回があるのか、結局もったいないまま終わっちゃうのか…ちょっと心配ですが。