同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『日暮らし』上・下巻 宮部みゆき:著 「ああ、読み終えるのがもったいない」

以前『ぼんくら』を読んで最高に面白かったと思っているアナタ、今回『日暮らし』が発売になって喜んだのも束の間、上下巻だけどなんだか薄くない?、しかも段組もなくて1冊1,600円は高いんじゃない?…と躊躇しているアナタ、それは間違いです。すぐに手に入れて、すぐにお読みくださいっ!! …なんて言ってますが、アナタってつまりワタシのことなんですけど(笑)。ちょっとでも躊躇したことを後悔するくらい面白かったし、この上下巻はいつもどおり読み応えありだった。
まず読み進んでいて吃驚したこと。前作『ぼんくら』で全ての事件が片づいたなんてとんでもなかったっ!!あれは、これから起こることの序章だったんだっ!!それに気がついた時は本当に嬉しかった。わくわくしすぎて、ページを捲る手がもどかしかったもの。今作で、お馴染み平四郎と弓之助がその謎に挑み、そして今度こそ「封印された因縁」を解きほぐす。宮部センセ相変わらずの手腕、お見事です。なんていう面白さに仕上げてくれたのでしょうっ!! だから宮部みゆきはやめられないんだよね(^^)。
さて、次は『さまよう刃東野圭吾:著 に取りかかるかな。