同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『87%−私の5年生存率』第4回 いい人が多すぎる

川上(今井雅之)っていい人だよね〜…っていうか、いい人すぎてちょっと吃驚。妻・千絵(高橋かおり)が、きらきら生命に怒鳴り込んでくる気持ちはわかる。担当した晶子(夏川結衣)を恨む気持ちもわかる。
たしかに契約書には未保障期間のことは明記されているから、それを読まなかったという契約者側の問題だから、一概に生保を責めることはできないかもしれない。だけど、夫→がん お腹→第二子 会社→借金 家→抵当 ここまで重なってしまったら、なりふり構わずに小さな希望(保険会社がミスを認めて全額支払われる…ありえないけども)にすがりつきたくなる気持ちはわかるよ。
だからこそ、川上の晶子に向けた優しい笑顔に対して「この人、ちょっといい人過ぎない…?」という違和感を感じるのかもしれない。普通だったらお腹の大きな千絵じゃなく、川上が怒鳴り込んできてもおかしくない状況だもんね。


宇月院長(橋爪功)が晶子に話してくれた「正しい生保会社のやり方」により、剣崎(渡辺いっけい)がああ見えて実はいい人だったことも判明しちゃった。千絵の訴えから晶子を守るため、自分が矢面に立って「嘘の証言」をさせた。もちろん会社を守るためでもあるけれども、それだったら宇月寅ちゃんが言っていた生保会社の常套手段「親身なフリして結局うやむやにする」方法にすればいい話で。
宇月寅ちゃんって、侮れないオヤジだよ。とぼけたフリをしながら、実は何でも知っている、全てをお見通しの重要人物ってな感じだわ。


弓子(杉田かおる)も口は悪いけどめちゃくちゃいい人だよ〜。同じくらい貧乏なのに蒼太(川口翔平)にご飯食べさせたり、タクシー代5,000円出してくれたり…。お金のことだけじゃなく、晶子の病気、生活、仕事、全てに対して心配して助けてくれる友達。良かったよ〜、アパートの隣に弓子さんがいて。
陽平(本木雅弘)もいいひ…うーん、陽平はいい人っていうよりも、天然?って感じだわ(笑)。いや、いくらなんでも患者を東京駅まで迎えに来ないってば…。まだまだ晶子に特別な気持ちを抱いているわけじゃないもんね。


ところで新たな人物が登場しましたね。あの可愛い女子高生は誰?何故"最新式麻酔装置"を見て涙を流したんだろう…。陽平とはどんな関係なのかしらん。


江梨子(相川七瀬)には競艇場がよく似合ったなー(笑)。あのやさぐれ感がキャスティングのポイントだったのでしょうか。江梨子の「自分が殺した」という台詞から、百合(押田恵)が亡くなった最大の理由は、「麻酔」がらみだったことが確定。そうなると最新式麻酔装置と新型の麻酔薬の開発に携わった聖和医大と、製薬会社つながりの正十郎(細川俊之)にも何らかの関わりがありそうだね。