『瑠璃の島』第3話 怒ったよー
瑠璃の母親・直(西田尚美)の行動と言動には怒りを通り越して驚きの連続ですよ。自分がネグレスト(育児放棄)したことを全然悪いと思っていないことにもビックリだったけど、今度は自分が結婚するから瑠璃(成海璃子)の籍を抜くだの、勝手に親子関係を終了させるだの、そしてなんと子供を産むだなんてっ!!。
直が叫ぶ「私だって幸せになりたい」…うー、なんなんだろう、今度は夫がいるから幸せになれる、生まれてくる子供もちゃんと育てられる…とか思ってんのかな。
自分が幸せになるためだったら、麦わら帽子のように瑠璃を捨てても良いとでも…くわあああああっ(激怒)。
とにかく理解不能なんだけど、手紙や電話で済むのにわざわざ鳩海島まで訪ねてきた直にも言い分はあるんだろう。だけど直は瑠璃に許してもらいたいとは思ってないと思うんだよね。「許す」じゃなく「理解しろ」なんだろうね。はぁ…重ね重ね理解不能だけど。
だけど、実は直も母親に虐待されて育ったみたいな台詞があったね。直は母親にいつも殴られていたとか。うーん、虐待は虐待を生むということなのだとは思う。直の中では「自分は瑠璃を殴ったりしなかった」ということが、瑠璃に対する愛情だと思っているのかなぁ。
瑠璃が案外早くよい子になっちゃったのはつまんないけど(え)、海亀の赤ちゃんの誕生は良かった。仮名・川島(竹野内豊)と照明(小日向文世)と究極のトリオが結成された。
そんな瑠璃たちの姿と海亀の赤ちゃんの誕生を見たさなえ(小西真奈美)の仏頂面も、なんだか少しだけ柔らかくなった気がする。
だけど、鳩海島でのさなえの乾いた表情と台詞…実は好きです(笑)。