同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『赤い疑惑』第1話 やっぱり見ちゃいました〜

全3話だからねー、録画を溜めてまとめて見ようかと思ってましたが、れいこさんのレビュー(http://bdfd.net/archives/2005/06/16_1928.php)を読んで、いてもたってもいられない気持ちになり、結局見ちゃいましたっ(笑)。

いやー、素晴らしいっ!!ここまで忠実にリメイクしてくれるなんて、当時リアルタイムで見ていたワタシにとって、もう涙が出る程嬉しいですよ。当時の父親役・宇津井健さんの物々しいナレーションと、あの心が騒ぐ劇中音楽、ちょっとチープなセット(病室の窓から見える風景は写真だ)、早口の説明台詞(これを聞かないとわからない)、光夫(藤原竜也)の母親役・あめくみちこが全身全霊で大映ドラマを演じてくれているのも嬉しいっ。しかし、パリのおばさま(岸恵子)が沖縄のおばさまになっちゃったのは何故?パリじゃまずいことでもあったのか…。

とにかくワタシの『赤い疑惑』の想い出は、幸子(山口百恵)が事故にあい、コバルト60の上を行ったり来たりするシーンとラストシーン(まだ秘密)、そして父親・宇津井健が号泣する顔なのですよ。このシーンだけは今でもくっきりと目に焼き付いてます。百恵ちゃんとその部屋に転がっているコバルト60。…このドラマで、放射能汚染、再生不良性貧血、骨髄穿刺、血が止まらない、骨髄性白血病、RHマイナスABは稀少、ということを覚えました。

詳しいレビューはれいこさんにまかせるとして(最高に面白いですよ)、ワタシは藤原竜也くんがなかなか好演していると思ったな。あの舞台調の台詞回しって、意外にこーいうドラマに合うと思いません?あめく母さんとのやりとりなんて、悩める青年像そのままで、後ろに蜷川先生が見えました(大嘘)。
本と藤原くん、白衣と藤原くん、子犬と藤原くん、上半身裸で献血する藤原くん、ギターを弾く(フリをしている…つーか、あのストロークはありえないしっ)藤原くん、思う存分堪能させていただきましたよ。うひっ。

うちのオットは随分前から、石原さとみちゃんには百恵ちゃん(大ファン)の雰囲気があると言っていたのですが、今回一緒にドラマを見ていて「ほらー、やっぱり俺の目に狂いはなかっただろ?」トカなんとか得意げに言ってました…アンタはプロデューサーかっ!!