同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『女王の教室』第1話 ひぇぇぇぇぇ、こ、怖いっ(汗)

我が愛する(そこまでっ)天海祐希さま、今回はニコリともせずに美しいお顔と凛としたお姿と感情のこもっていないお声で怖いことばかり(正論だが)おっしゃる…ぶるる。いきなり間宮貴子とは別人になっちゃいましたよ。
しかし、これ面白いんじゃないっ?!原作ものやパート2とか似たような内容のドラマが多い中、まったく新しい切り口のドラマを創ろうとしてる気がする。いろいろと誤解されやすい内容だと思うんだけど、それを恐れずにやり続けて欲しいですね…とか言いながら「いいの?いいの?これって視聴者から苦情来ないの?(わくわく)」とか騒ぎながら見てたワタシってばダメじゃん(反省)。
マジであんな先生いたら恐いって…黒ずくめの女教師・阿久津真矢(天海祐希)。その鋭い眼光と一分の隙も与えない言動には誰も逆らえないッス。阿久津先生を見る、和美(志田未来)のもともと大きな目が、恐怖でますます見開いていくのがなんとも凄かったです。
テストの成績で生徒を差別・区別すると公言する阿久津先生。点数の低いふたりは代表委員として雑用をしなければいけない。まぁトイレ掃除はまだしも、カレー事件の時はビビったね。和美が誤って給食のカレーを床にこぼしてしまい、5人分くらいしか無くなってしまった。すると阿久津先生は、自分と成績が良い生徒だけに配りなさいと言う。そしてカレーが食べられないのは、こぼしてしまった代表委員の責任はもちろんのこと、テストの成績が良くなかった自分たちを責めろと言い放ち、平然とカレーを口にするんだもの…凄すぎる(汗)。
そしてテスト中トイレに行きたくなった和美を庇い、阿久津先生に意見したひかる(福田麻由子)に対しての処罰。普通なら誉められてもいいことをしたひかるに対して、自分に対する反抗は一切認めないと容赦しない阿久津先生って想定外すぎるわ。今までの常識(小学生たちの)がまったく通じない阿久津先生を相手に、6年3組がどうやって立ち向かっていくのか…うー、子供たちよ早く団結してくれー。
しかし子役集めたねー。まずはあの低い声がなんとも言えない伊藤沙莉ちゃん(『14ヶ月』のナツキと『みんな昔は子供だった』のモモちゃん)、演技派の永井杏ちゃん(『にこにこ日記』のニコと『瑠璃の島』のいっちゃん)、梶原ひかりちゃんって『仮面ライダー剣』の天音ちゃんだよね?そして、ちょっと大人びた演技が得意の福田麻由子ちゃん(『光とともに…』の麻由子と『ラストプレゼント』の歩)、天海さんと親子役もやってたじゃん。
和美の姉・優役の夏帆ちゃんって『エンジン』のユキエだよね。一ノ瀬監督の泉谷さんも校長役で出ているし。教師役の内藤剛志さんだって、こないだ『赤い疑惑』の相良教授やってたと思ったらここにいるし(笑)。連投の役者さんが多くて、見ている方も切り替えるのが大変ですよ。
それにしても本当に賛否両論がわき起こりそうなこのドラマ、日テレってたまに凄いことやってくれるから好きだわ(笑)。学校ものって、子供間のいぢめとか派閥とかがあって見ていて辛くなっちゃうけれど、これは6年3組対阿久津先生っていう対立がはっきりしてくれば相当面白くなるんじゃないかな。しかもエンディングでは、踊りまくる天海祐希さまが見られてとっても幸せ〜。