同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『菊次郎とさき』第8話 泣いたー

いやー、笑わせて泣かせてホンワカさせる、王道ど真ん中ドラマっ。塚本くんが出る前は見たり見なかったりしていた現金野郎のワタシですが、今はほんっと楽しんでますぜ(おぃ)。次週で最終回、しかもまた昭和34年に戻っちゃうので、屋根の上でしか塚本くんは見られないかもしれないけれどね…くすん。
ツービートの漫才、あまりのデジャブ感に笑いました。背負っていた「MANZAI」という文字とか、あのタケちゃんの首や手の動きとか。「赤信号、みんなで渡れば恐くない」懐かしいなぁ…(遠い目)。
菊次郎さん(陣内孝則)とさきさん(室井滋)の夫婦水入らずで語るシーンは泣いたなー。自分より先に逝くなよ…たとえ側に息子たちがいたとしても、さきさんの代わりにはならないんだ…っていう、菊次郎さんの正直な気持ちには泣かされました…ううう。
いっつも喧嘩ばかり、お互いバカ呼ばわりしているけれど、心の底から相手を信じているからできること。そしてそれは、大(平山広行)や武(塚本高史)に対しても同じ感情なんだよねぇ。
しっかし大って出来過ぎの息子すぎ。大だけじゃない、重一(賀集利樹)も安子(市川由衣)も、みんな親思いの良い子たちだったんだよね?。あの狭い家で毎日みんなで一緒にご飯を食べて、言いたいこと言い合って、大人も子供も近所も先生も関係なく一緒に笑ったり泣いたり怒ったりしていたからこそ、人の気持ちが痛い程わかる子供たちに育ったのかもしれないなー、なんて思ったり。
同年代の中ではしゃいでいる塚本くんも可愛いくて好きだけど、こんなふうにカチッと作り込んでいる作品の中での塚本くんもなかなか素敵でしたわ。見たことのない塚本くんが見られたので良かった。できればもう少し、大人の武をクローズアップして欲しかったけど、なんたって題名が「菊次郎とさき」だからそりゃ無理な話だよね(笑)。