同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『女王の教室』第10話 目が離せない面白さ…そして文章長っ(汗)

「先生は…本当はいい先生なんじゃないですか?」…こう言われて「ええ、そうよ。私は本当はいい先生なの」なんて応える人いないって(笑)。和美(志田未来)ってば、せっかく物事を正しく見る目を養いつつあるのに、阿久津先生(天海祐希)にそんな質問したって無駄だってことにも気がつかなきゃ。だけど視聴者と同じく和美も、どうしても阿久津先生の真意を知りたくなっちゃったんだろうね…。
クラスが一つになったその後は、自らの行いを省みることを始めた6年3組の子供たち。阿久津先生と対決していくためには、まず自分たちに隙があってはダメ。遅刻や好き嫌いや勉強に対する意欲など、阿久津先生から突っ込まれるところを直していこうと自分たちで気がついたんだよね。この子たちってば、なーんて進歩したのでしょうっ(涙)。これはもちろん阿久津先生が誘導した結果なんだけども、それでもそこまで考えられる子たちになったわけだし、これはとても素晴らしいことですよ…うん。
でも、阿久津先生のやり方が一向に改善されていないという理由から、一度引っ込んだ教育委員会の刺客(根岸季依)がまた出張ってくるようになってしまい…っていうか、あんな遅い時間にアポ無しで生徒の家庭に押しかけるなんて、それこそ問題じゃないの?(要苦情)。しかも悪い評判だけを執拗に確認し、良い話は聞かずにとっとと帰る…なんて、人としてどうなのかね。
というか、この人が持っている黒いノートに書かれていることって、あまりにも詳しすぎない?。トイレのこと、雑用のこと、ウサギ跳びのこと、そして、日本は凡人が安い給料で働き高い税金を払っていることで成り立っていると言ったとか…ねぇ、誰がそんなことHPに描き込んだのデスカ?(恐)。
そんな刺客が阿久津先生の授業を視察に来る日、6年3組の子供たちが取った行動は、大人が答えるには難しいと思われる質問を阿久津先生にぶつけてみて、本当はどんな先生なのか見極めようとするものだった。
「どうして勉強しなくちゃいけないんですか?」…勉強はしなきゃいけないものではなく、自分がしたいと思うものです。試験のために勉強するのではありません、立派な大人になるために勉強するのです。
「どうしてあたしたちをイジメるようなことばかりするんですか?」…私があなた達にした以上のことが世の中にはいくらでもあるの。大事なのは、将来自分たちがイジメにあった時に、耐える力や解決する方法を身につけることなんです。
「どんな時も味方でいてくれる友達を見つけることですか?」…そういう考え方もあるわね(おおっ!初の肯定だわっ!)。
「どうして前の学校で生徒をボコボコにしたんですか?」…その子が私にこう言ったからよ。何故、人を殺してはいけないんですか…って。だから私は他人の痛みをしれと、みんな自分と同じ生身の人間なんだと、どんな人にもあなたの知らない素晴らしい人生があるんだと(教えたの)。…ひとりひとりの人間が持つ家族や、愛や、夢や、希望や、想い出や、友情を奪う権利は誰にもありません。残される遺族に苦しみや、痛みや、悲しみを与える権利も誰にもありません。だから人を殺しちゃいけないんです!。
子供たちの質問に、真っ向から答える阿久津先生。キツイいい方や厳しい内容ではあるけれど、誤魔化したりせずに正しいことをちゃんと伝えてくれていることを、子供たちもだんだん気がついてきている様子。そして和美はさらに質問する。
「先生言いましたよね。この世で幸せになれるのはたったの6%だって…。でも私はそうじゃないと思います」和美のその言葉に、阿久津先生は優しい眼差しを和美に向ける「…どうして?」「幸せって人によって違うんじゃないですか?。幸せって決めるのは他人なんじゃなくて自分なんじゃないですか?」
そう言う和美を黙って見つめる阿久津先生の、なんて満足げな表情っ!!。やっと、やっと阿久津先生の望むところに辿り着いたと確信したのかもしれないよね。和美を見いだしここまで厳しく育てた甲斐があったよねー(涙)。
和美が続ける「ここにいる24人は、みんな幸せになれると思います」…見つめ合う二人、そして今までで一番穏やかな表情で阿久津先生が答える「…ずーっと、その気持ちを持ち続けられればいいわね…」この瞬間、二人に通い合ったモノが見えた気がするよー(嬉泣)。
そして冒頭の質問に続く「先生は本当はいい先生なんじゃないですか?」でも「失礼な事を言うのはやめなさいっ!…私は、自分のやっていることが間違っていると思ったことなんて…一度もありませんっ!」とバッサリと切られてしまう和美。これって和美に言っているというよりは、教育委員会の刺客に向けて言っていたんだよね…。
この質疑応答によって、6年3組の子供たちはまたしても悩む。阿久津先生って、ホントはいい先生なの?悪い先生なの?。でも、そんなことはもうどっちでもいいと気がついた和美「私は、阿久津先生にもっといろいろなこと教えて欲しい。もっと一緒に勉強したい」と言い切るんだな、これがっ!バンザーイ!やっと、やっと阿久津先生の真意が子供たちに伝わったんだねー!わーい!わーーいっ!(はしゃぎすぎ)。
…と浮かれた私ですが「即刻辞めさせるべきです」という、教育委員会の刺客の言葉にショックっ(泣)。なんだよー、あの素晴らしい回答の数々を子供たちと一緒に教室で聞いていたじゃん。子供たちの表情や質問内容もちゃんと聞いたわけでしょうがっ!(怒)。
教育委員会の刺客が言ってた「教える必要のない厳しい現実を子供たちに話し、子供たちを必要以上恐怖に陥れているだけです」ってのもわからなくはない。確かに阿久津先生のやり方はショック療法に近いものがあったもの。だけど、「○○しなさい」と教えられても、何故そうなのか、どうしてそうなるのか、をきちんと教えてくれなければ上っ面だけしか見えないわけだし…。
阿久津先生の行った「子供たちに現実を直視させる」という手法って、確かに小学校6年生にはちょっときつかったとは思う。だけどそれは、阿久津先生が子供たちの力を信じているからこそできたんじゃないかなとも思ったり。
阿久津先生のやり方は、教育委員会からしてみれば常識はずれなのかもしれない。だけど、今では当事者の子供たち自身が「阿久津先生の真意」に気がつき始めたっていうのに…それなのにっ……ううっ。
そして次回は最終回。予告の段階ですでに泣いているワタシはダメ人間ですか?(涙)。