『野ブタ。をプロデュース』produce 3 予想が違う気も…
主演のふたりがJ事務所っていうだけで、実際内容は全然アイドルドラマじゃないよね、このドラマ。もしかしたら見応えタップリかもしれない…やっぱり日テレのこの枠は侮れんっ!うーむ。今回は、学園祭の喧噪の中、忙しげに動き回る修二(亀梨和也)の淋しさがずーーーんと心に響いてきたよ。
人気者であるためには誰の頼みも断らない(それって人気者っていうよりも皆に利用されているだけとも思うが)、人から良く見られたい、そんな修二の空回りぶりを笑いながらも、なんだか居心地の悪さを感じてしまった。見ていて心がチクチクするのは、修二の言動や行動とかに自分も持っているそんな部分が重なるからなのかな。
修二よりも、彰(山下智久)と野ブタこと信子(堀北真希)の方がずっと強いんだよね。人からどう思われても、自分の言いたいことややりたいことを普通にやる…ってだけでも、余程の強さがなければ無理だもんなー。
山Pイイ役もらったね。一番無理がないんじゃない?つかみ所がなさそうで実はちゃんと自分で考えられる男の子って役、山Pに合っているよね。若いくせに屁理屈捏ねたり、感情にまかせて行動したりする役(どのドラマの話?)よりもイイじゃん(笑)。
亀梨くんも、修二っていう難しい役をきちんと理解して演じている気がする。ワタシは原作読んでいないのでこの後修二がどうなるかはわからないけれど、最初は表面的に格好良かった修二がこの後どんな風になっていくのかとっても気になる。一度究極に格好悪くなる(周りからはそう見える)なるのか、それとも別の意味で格好良くなっていくのか、そのへんめちゃくちゃ楽しみです。
ところで、未だ謎の陰険女子ですが、目とかのアップを見ていると予想していた子と違う気もしてきた…。今まで出ていなかった子だったらズルイよねー(笑)。
とにかく今は「修二と彰」にズッポリハマっちゃっているんだけど、このドラマのふたりはなんでかアイドルっぽくないので、とっても心穏やかに見ていることができます(笑)。