『野ブタ。をプロデュース』produce 7 ココロがイタタタタ…
「この先…あたしを好きになってくれる可能性は?」「…………ない……ゴメン…」せ、切なーーーっ(涙)。この瞬間、心がぎゆううううう…って絞られた感じだった。もちろん言われたまり子( 戸田恵梨香)も可哀想だったけど、その言葉を言った修二(亀梨和也)の気持ちが痛くて痛くて…。嫌われることを人一倍恐れる修二が、まり子に本心を話すのにどれだけ悩みどれだけ勇気がいったかと思うと、なんか切なくて涙がでちまった。
彰(山下智久)の気持ちも辛い…。野ブタ@信子(堀北真希)のことを想う気持ちが強すぎて、あんなにマイペースだった彰が自分で自分をコントロールできなくなっているんだもの。今まで感じたことのない嫉妬や執着心で、どうしていいのかわからない彰の姿が切なすぎる。
野ブタ@信子が思わず修二を抱きしめ、そして「ごめんなさい」と走り去ったのも切ないなー。修二の録ったビデオを見て、その映像から修二の本当の姿がわかる野ブタ@信子って、やっぱり修二が好きなんだよね。好きな人のことだからこそ、その人の本当の姿を見つけることができる。そしてそんな野ブタ@信子の気持ちに気がついちゃう彰がまた切ないんだ。
今週は、三人それぞれの葛藤や悩みの描き方が秀逸だった。プロデュースを休止して、三人で行動しなくなったとたん、その喪失感に驚く修二。野ブタ@信子を自分だけのものにしたいのに、どうしていいかわからなくて戸惑う彰。久しぶりに三人一緒に「私の好きなもの」というテーマで映像作品をつくるところから「(何かを)諦める」という点に絞っていき、最後には修二と彰が"すっぱり諦める"…という方向に進んだこの展開はうまいよな〜。(彰は野ブタ@信子のことを、そして修二は「まり子に嘘をつくこと、気持ちを誤魔化すこと」を諦めたんだと思うんだけど違うかな…)。
あまりにも見ていて切なくてココロが痛かったので、続けて2度、3度と見てしまいました…えへへ(わたしはMか)。しかし、亀梨くんも山Pも、切ない表情が上手いっ!。淡々としていて感情を爆発させたりしない分、その辛さや哀しみがガッツリ伝わってきますですよ。いつの間にこんなに感情表現が上手になったんだい?(って誰)。