『古畑任三郎』 第三夜「ラスト・ダンス」

うわ〜面白かったーっ！。謎解き前のお約束シーン、真っ暗になり古畑さん（田村正和）にピンスポが当たった瞬間「ええっ？もうそんな時間？」って言っちゃったくらい時間があっという間に過ぎていた。そこまでのめり込んで見なくても（笑）。
双子殺人でトリック自体はそんなに「おおっ！」ってのは無かったけれど、見る前は、かえで（松嶋菜々子）がもみじ（二役）を殺すのかな〜とか思ってたから、そこからして裏切ってくれたので嬉しくなっちゃった。もちろんあの時間の中で、どうやって着替えと化粧と髪型を完璧にできたのか…なんてヤボなことは言わずに（言ってる）、ただただ楽しんで見ていたよ。
「鬼警部ブルガリ三四郎」（小日向文世）も笑ったなー。背中の遺書が見つかった後どんなエンディングだったんだろう。DVDになったあかつきには是非1話まるまる入れて欲しいくらいだよ。
西園寺くん (石井正則) の「優秀で背の低い部下」発言と駄々こねも可愛かったし、古畑さんの「Shall we Dance？」も格好良かったし、菜々子ちゃんの人気脚本家姿もなかなかハマってたし、
それと脚本家・かえでの台詞ひとつひとつ、「役者を甘やかしすぎ」だの「視聴率」だの「プロットが良くても台詞が…」だのが、三谷さんの言いたいことそのままなの？って思って笑えた。
あー、三夜それぞれが面白すぎて、これで終わりなのかと思うと寂しいよ〜。まずは第一夜から見直さなくてはっ（鼻息）。