同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『神はサイコロを振らない』第2話 ワクワクっ

「神様は、このとんでもない出来事をどう見てるのだろう…時空を超えた人々の、切なくも美しい感動のストーリーを思い描いていたのでございましょうか」わははは。ヤス子(小林聡美)の独白は味があってイイねー。なんつーか、視聴者に対しても「そんな単純なお涙頂戴話にはしねーよ」って言っているようで、ますます期待大だわ。
しかし良かった。ヤス子が、モト(笑)恋人・哲也(山本太郎)に対して素直になれてホント良かった〜(涙)。哲也がヤス子の家に押しかけたくだりは、このままのコメディ路線でこのふたりどうなることかと思ったけど、ちゃんと向き合うことができて良かった…つーか、菊介(武田真治)は反則でしょ!(涙目)。ヤス子と哲也の間にちょこんと存在している菊介が、あまりにも可愛すぎてにやけっぱなしだったよ。あんな可愛い弟なら、ちょっとくらいニートでもカモンですわ(鼻息)…と思ったけど、電話の相手にいきなり「僕の夢を知ってますか〜!」って…やっぱ一つ屋根の下で暮らすのはちょっと疲れるかも(ないから)。
ヤス子が昔の自分を取り戻し、大屋本部長(岸部一徳)とやり合うシーンは見ていても緊張したわ。頭固すぎのイヤな奴かと思っていた大家本部長が、ジュリアナ東京について語ったとたんワタシの力も抜けたよ…ふぅ(力は入りすぎです)。そうだよね〜、一徳さんをキャスティングしているってことは、ただのイヤな奴なわけがないもんねっ!(決めつけ)。しかも、頼りない上司・坂倉(升毅)と違って、冷静で常識のある頼れる上司って感じで締めてくれるようで嬉しい。「私たち東洋航空は、お客様を無事に確実に目的地にお届けする責任がありますから」ちょっと感動したよ、ううう…。
亜紀(ともさかりえ)も一生懸命で可愛くて好感持てる。「モーむすめ」「肩パッド」「フォーっ」「長さん」…うんうん、頑張ってくれたね(笑)。ヤス子に泣きながら抱きついて「それでこそヤッチだよぉ〜。」と言いながらも「腐った干物みたいに成り下がった女に何ができるかわかんないけどね」と毒を吐くことを忘れないのもgoodだわ〜。
ヤス子が、10年分歳をとった顔(しかも自分だけ)を哲也に見られたくないって思う気持ち、すっごくわかるな〜。でもちゃんと観念して「10年後じゃなく、60年後だと思って」と無理矢理の提案をし、「88(歳)じゃよ」「じゃよってなんだよ」「88(歳)じゃからのぉ」「はいはいっ」と言いながら対面するなんて、しかも「何バカなこと言ってンだよ、ったくしょうがねぇな」と頭ぽんぽんするなんて、このカップルがあまりにも可愛すぎて、あまりにもステキすぎて目がうるんだ…。
あと9日間しかない(かもしれない)けど、とりあえず身近な大切な人はクリア。次回からは、大切なお客様ひとりひとりのケアになっていくのかな。
しかしこんな信じられないことが起きたのにもかかわらず、世間様は静かすぎるよね。記者会見もそんなに混乱がなく、当事者たちがホテルから出ても取り囲むレポーターもいやしない(笑)。とても真面目なマスコミに好感が持てますなぁ。