『神はサイコロを振らない』第4話 ええと…
(1回しか見てないから)よくわからないんだけど、菊介(武田真治)があのサイトを作った理由ってのは、もらえる年金のことばかり考えている姉ちゃん・ヤス子(小林聡美)が不甲斐ないから?。だから自分で事件のことを調べて、煽るようなサイトを作ったってこと?。世間が騒げば姉ちゃんも動かざるを得ないと思ったってこと?…うーむ、ちょっとその辺がわからないので、また見なきゃ。
ビンタ応酬の姉弟喧嘩は凄かった。いや、やりすぎだってばー。マジ痛そうッス(涙)。「人生が上手くいかないことを時代のせいにするんじゃない!」…イタタタ。そしてどうして姉を殴るのか「ワカンナイ」菊介…。菊介もいろいろもがいているんだろうなぁ…。ところで、バケツを持って立たされていた菊介可愛すぎ!。
ヤス子がテツ(山本太郎)のプロポーズを断った時、本気で凹んだ。「あんなイイ奴いないってば!ヤス子のバカー!」って思ったんだけど(単純)、だけどテツの後ろ姿を涙目で追うヤス子を見ていたら、そんな簡単なことではないんだと気づかされた。
10年前好きだった人、もちろん今も好きだけど10年間という月日がヤス子にブレーキをかけた。テツは1996年のままななんだもの。テツにとっては居酒屋ケロタンは昨日のことかもしれないけれど、ヤス子にとっては10年前。テツが「全部好きだ」と言えるヤス子は10年前のヤス子。そう思ってしまうヤス子の気持ちが痛かった。
もしかしたら本当に消えてしまうかもしれないんだから、せめて何日間かは楽しいだけの日々にすればいいのに、とも思うけど、大事なことに目をつぶれないヤス子の真面目さに泣けた。もちろんそんなヤス子だからテツは惚れたんだろうし…。ああ、切ない。
加藤教授(大杉漣)はヤス子に「大っ嫌い!」と言われた瞬間恋に落ちた?(笑)。今まで人の気持ちなんて一切考えていなかった加藤教授に、今後は変化が現れるのかしら。そして、乗客乗員が消えなくてもいい方法を考えてくれるのかなぁ。あ、できればひとりじゃなく、可愛い航星くん(中村友也)と共同で研究してくださいねー、ヨロシク!(おぃ)。
しかし「夢」を連呼されるとちょっと辛い。「夢」ってあって当然ですか?。それこそヤス子じゃないけれど、カーテン替えたいとか家を直したいとか、そんなくらいのささやかな希望しか持てない人もいると思うんだけどなぁ…。日々をつつがなく過ごし、仕事やたまのイベントを楽しみ、コレが食べたいと思ったらそれを食べられるように頑張る、そんな生活ダメですか?(涙)。