同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『白夜行』第6話 古賀ーーーっ!(泣)

おでん屋で古賀(田中幸太朗)と笹垣(武田鉄矢)がイイ感じで話をしているシーンを見たときに、なーんかイヤな予感してたんだよね…なんとなく死亡フラグが立った気が。そしたらやっぱりっーーー!(悲鳴)。でもさー、ここで古賀くんを死なせる必要あったのかしら。古賀くんが死ななくても笹垣の執念は消えないと思うんだけどね。それに、この回は松浦(渡部篤郎)の見せ場だけで十分モト取れてましたし(モトて)。
でも、ここにきて松浦の過去を描くとは思ってなかった。何故松浦がこんな風になっちゃったのか、友彦(小出恵介)に「寄生虫」と言われて思わずブチ切れてしまうホントの理由、実は生まれが…みたいなのっていらなかった気もするなぁ。松浦って"よくわかんないけどアブナイ人"ってことの方が格好いいのに。
松浦が亮司(山田孝之)に上手い具合に寄生していたのも、ネタを握っている以上オイシイ思いをし続けるから。自首されたり殺されたりするとやっかいなので、うま〜く操っていただけ、ってのじゃ、やはりドラマとしてはダメなのかなぁ。そこに歪んだ愛情を絡め、その背景まで描かないと深みが出ないでしょ…ってことなんだろうな。
でも「言わなかったじゃんかー」はさすがに良かったねぇ。こーいう篤郎節っての?(笑)。胸を刺されながらもユーモアを忘れないみたいな(ありえねえけど)。どーんと見せ場作りましたよ、松浦さん。
そして、亮司のために松浦からフィルムとネガを取り返そうとした母親・弥生子(麻生祐未)も良かった。あのフィルムとネガを松浦に渡したのが弥生子だったってことは、息子が父親を殺したこともその理由も全て知っていたってことだよね?。
自分が篠塚(柏原崇)に惹かれたその根底には、自分を守ってくれている亮司がいてくれてのことだと、図書館の谷口(余貴美子)から教わった雪穂(綾瀬はるか)。これでやっと亮司と雪穂の気持ちがひとつになったんだよね。これからこのふたりが今まで以上に離れてしまったとしても、ふたりの関係は揺るぎないものになったって思ってもいいんだよね?。だってさー、やっぱりこのふたりには深い部分でがっつりタッグ組んでくれていないと、見ていてもハラハラしっぱなしなので(笑)。
しかし、亮司の良心とも言うべき(笑)友彦とはきっとこれでお別れかな。この友彦は原作よりもずっとイイ奴だったし、小出くんがすごく好演していたからちょっと寂しいね。松浦を殺し、友彦と縁を切った亮司には、もう迷うものなど何も無くなったのかもしれないね。
で、次回はとうとう雪穂が高宮(塩谷瞬)と結婚ですか。で、亮司の方にも典子(西田尚美)が登場してくるわけで、物語が一気に進んでいくのでしょう。楽しみっ!。