同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『14才の母』第1話・第2話 うーん、重い…

1話を録ったまま1週間放置していたので、二話分まとめて見てしまいました。思った通り内容はヘビーですね…。ワタシが金八先生第一シリーズ(15歳の母)をTVにかじりついて見ていた時(単純に「愛し合っているならそうするべき!」と感動しながら見ていた時)とは、自分の年齢も考え方もすっかり変わっているわけですよ。見終わった後のこのずっしりとした重さというのは、単純に「○○すべき!」とは言えないからこそで…ああ、このドラマの感想書くのは難しいなぁ…。
でも、未希役の志田未来ちゃんはホント素晴らしかった!。屈託なく笑う子ども顔と、愁いを帯びた大人顔の使い分けがお見事っ。見た目や笑い方はまだまだ子どもなのに、ある瞬間ドキッとするくらい大人びて美しい。キャスティングを知ったときは、ちょっと(容姿的に)幼すぎるのでは?と思ったけれど、そんなことは全然無かった。むしろその幼い感じが、何もわからないまま「母」になってしまった美希を表現するのにピッタリでした。
これからますます美希の周りはとんでもないことになっていくわけですよね。相手の智志(三浦春馬)だって美希のことをどう思っているのかイマイチわからないし、智志の母・静香(室井滋)は100%美希だけを悪者にするだろうし、母・加奈子(田中美佐子)と父・忠彦(生瀬勝久)だって、今は美希の気持ちよりも自分たちのショックの方が大きいだろうし、学校にもそのうちバレるだろうし。
学校での美希にとっては、真由那(谷村美月)と担任教師の香子(山口紗弥加)のふたりがゆくゆくは頼りになりそうなんだけど、美希の味方になる前にこのふたりの間にあった過去の出来事をまずクリアにしないとならなそうだしねぇ。
しかも!嗅覚が鋭すぎる週刊誌のデスク・波多野(北村一輝)に嗅ぎつけられてしまったようだし、そうなってくると家庭と学校だけの問題では済まされそうもないわけで…ああ…。そーとースゴ腕そうなデスクでしたよね。美希のこと調べ上げたらとんでもない記事を書きそうに目が怪しく光ってました。でも実はすっごくいい人で、美希のことを第一に考えながらも真面目に社会問題として取り上げてくれたりすると、話の流れがまた違ってくるんだけどね(ないだろうけど)。
ということは、当分の間美希の味方(相談できる人たち)になってくれそうなのは、ジミ(犬)とマコト(河本準一)、ひな子(金子さやか)夫婦、そして保健の先生産婦人科医・春子(高畑淳子)ってところでしょうか。まぁ、お話が進んでいけば理解をしてくれる人が少しずつ増えてくれるという展開にはとは思うけど…。