同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

ここまでの雑感

・『拝啓、父上様』…ワタシ的今期No.1かも。あざとく笑わせよう、泣かせようとしていないのに、毎回クスクス笑ってじんわり泣いている自分が幸せ(うふふ)。あの淡々と進んでいく感じが好き。ますます「人の日常なんてそんなにドラスティックには変化しないんだから、このドラマもゆっくりじっくり見て欲しい」と言われている気がしますです。キャスティングも成功。夢子ちゃん(八千草薫)の可愛らしさは罪です。あの無邪気なわがままがとっても自然。今までずーっとみんなから愛されて生きてきたのね、っていう可愛らしさが溢れております八千草さん。すでに「夢子ちゃんだから仕方ない」って思えるもの(笑)。竜次さん(梅宮辰夫)の男気も美しい。男が惚れる男。どっかの会社社長役の辰っちゃんより板前姿の方が200倍格好いいと思う。そして一平(二宮和也)が素晴らしいっ!。ニノってやっぱり天才だよね?ねっ?(しつこい)。家出した夢子ちゃんを想ってツツーっと流す涙の美しさと、ナオミ(黒木メイサ)とパリデートしている妄想顔がホントおバカだったりのギャップ感。中学生にしか見えない時もあるのに、板場が戦場化しているときの顔はできる板さんの顔だったり。二宮くんの演技は安心して見ていられるを通り越して、すでに一平にしか見えなくなっているところがスゴイよね。で、一平の父親は誰なんでしょうね。もしかしたら最後まで明かされないのかもね。
・『華麗なる一族』…残念なことにもう緊張感も保てず、"ただぼーっと見ている"だけのドラマになってしまった感。だって大川先生(西田敏行)ご臨終のシーンだって涙ひとつこぼれなかったんだもの(自分的にショック←西田さんにはいつも泣かされている)。万俵家の人たちの物語が完璧に別世界のモノだからっていうことだけではなく、開局55周年記念ドラマとして鳴り物入りで制作された社会派ドラマにしてはなんとなく薄っぺらく感じられるのが理由かな。妙なチープ感というか。いや、セットも調度品もお洋服もキャスティングもそれ相当のお金をかけているのはわかるんだけど、それとドラマの重厚感ってのは別物だと思うのです。もちろんハンパない期待度で見てしまったこちら側の問題もあるのかもしれないけれど、なんだか物語の上っ面をなぞっているような作りにしか見えないのよ。力入れて見ていても場面場面で感情がバッサリ切られるというか、肩すかしというか…。キャストの皆さんはホント素晴らしいんだけどねぇ…。コレじゃ鉄平さん(木村拓哉)と銀平さん(山本耕史)のツーショットに萌えるくらいしか見る楽しみが(酷)。
・『花男』は萌えつつ切なつつで前のめりで、『ヒミツ』と『ハケン』は軽く楽しんで視聴継続中。『東京タワー』はオカン(倍賞美津子)にヤラレながら視聴再開中(毎度泣いてしまうので大変)。『エライところ』は初回は面白かったのに、あのパターンに飽きちゃったのでリタイヤん。『わるいやつら』はやっぱり主演女優と相性悪しでリタイヤん。『演歌』は…実はすでにリタイヤん(汗)。あの作りにはついて行けなかった…うう。『今週妻』と『うさこ』は1話目で脱落。ということで、今期は6つの…あ、今週の土曜日からいよいよ『ハゲタカ』始まりますよ!。ってことで7つか。