同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『セクシーボイス アンド ロボ』最終回「ロボ」終わっちゃったよ〜

正直最終回に関しては「んー」という感じ。幽霊の三日坊主(中村獅童)に、この世に思い残すことなく帰って貰うってのは良かったんだけど、それ以外は別に無理くり"さよなら"する必要はなかったのでは…とか思ったよ。まぁニコ(大後寿々花)とロボ(松山ケンイチ)は「事件で出動」が基本だったから、地蔵堂がそのまんまだとニコとロボの関係が変わらないので仕方がないのかなぁ。ニコとロボを離すためには真境名(浅丘ルリ子)と名梨(岡田義徳)に旅立ってもらうしかないもんね…うーん。だけど、ロボが昭子(小林聡美)に惹かれてニコの前から姿を消したときは、あんなに辛くて苦しくて哀しかったニコなのになぁ…なーんか寂しいよう。
ってな感じでなんとなく消化不良ではあったけど、それでもこのドラマはとても好きなドラマでした。全11話(…じゃなく結局10話か)、ニコとロボと真境名女史と名梨とニコパパ(塚本晋也)とニコママ(片桐はいり)と一海ちゃん(村川絵梨)、ゲストの皆様、そして木皿さん、毎回楽しませてくれてありがとう。忘れていた大事なことを伝えてくれて、見終わった後いろいろ考えさせてくれてありがとう。こーいうドラマ、毎期ひとつは欲しいなぁ。
それから、いままで苦手系だった松ケン先輩がハマったことも大きかった。ロボの松山くんは、表情も話し方も仕草も大好きだった。ロボを見ているとなぜだかちょっと切なくなって、だけど元気を貰えた気がした。そして14歳の寿々花ちゃん。子どもらしい屈託のない笑顔かと思えばあのなんとも言えない大人びた切ない表情……寿々花ちゃん…恐ろしい子!。今後も楽しみな女優さんですなぁ。