『NHK木曜時代劇 風の果て』第1話 渋いっ
枯れた浩市さんもイイっすね〜(ぽわん)。まさに今、藤沢周平先生の『風の果て』上巻を読んでいるワタシ。ドラマが始まる前に読んでしまおうと思っていたけれど間に合わなかった。でも、丁度読み終わったていた部分がドラマの第1話から2話目にかけてだったので逆に良かったのかも。文章だけで想像していた登場人物たちが、役者が演ずることによってますます鮮明になり、ストーリーも役者の台詞と映像とでよりわかりやすくなるってくれたので、こうやって原作を読みながら平行してドラマを見るってのも悪くないかもなぁ、と思ったです。時代物は文章だけではわかりにくいとことかあるので。
首席家老・桑山又左衛門(佐藤浩市)が若く貧しかった頃、同じ道場に通っていた友人たちとのいろんな意味での分かれ道が描かれ、その後それぞれがおじさんたち(笑)になってまた…という流れですよね。若僧くんからおじさんへの道は、上村隼太(福士誠治)→桑山又左衛門(佐藤浩市)、野瀬市之丞(高岡蒼甫)→(遠藤憲一)、杉山鹿之助(斎藤工)→(仲村トオル)となっていくのですねぇ。ぐふふ。それぞれのキャスティングがまた心躍ります。
実は前作『陽炎の辻 〜居眠り磐音 江戸双紙〜』も密かに(?)ハマってました。すっかり感想は書いていませんでしたが、最終回は結構泣いたぜ(うう)。磐音さま、続編やってくれないかなぁ。時代劇もこのNHKのシリーズは面白いッス。

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