同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『しゃばけ』これってシリーズ化なんだよね?

 なかなか面白かったー。原作同様優しくて不思議な物語に仕上がってたよね。また、若だんな・一太郎手越祐也)が弱っちいんだけど真摯で優しくて可愛くて、あんな若だんなだったら、仁吉・白沢(谷原章介)と佐助(高杉亘)の手代コンビも命がけで守りたくなりますよ。っていうか、仁吉役のタニショー格好良かったねーーーっ!!!。ちょい前に宮部センセ原作のドラマ『長い長い殺人』を見て、薄い笑顔と人当たりはいいけど実は…的なタニショーを見てまさに彼の真骨頂!と思ったんだけど、キリっとしながらも優しい(ツンデレ?/笑)手代役もステキすぎました〜〜〜。シリーズ化すれば、仁吉の過去とかいろいろあってそれはそれでオイシイので是非!。
 小鬼の妖・鳴家(やなり)はCGでこれも可愛かった。なんとキャラクター化しているようで、公式ページ(→http://www.fujitv.co.jp/shabake/yorozuya.html)には「やなりくん」としてスクリーンセーバーとか待ち受けとかあるようですよ。他の妖も鈴彦姫(早乙女太一)や屏風のぞき(宮迫博之)を筆頭になかなか凝っていたんだけど、どうにも「妖怪会議」のシーンがわちゃわちゃしすぎていてじっくり見ることができなかった。あの白髪ヒゲのじいさん風なちっちゃな男の子がなんか妙に可愛かったなぁ。
 手越くんは一太郎役にピッタリだったかも。っていうか、ワタシ手越くんの笑顔を見ると自分もニコニコしちゃうんだよね(わはは)。そのまわりを固める役者さんたち(手代コンビや母・おたえ役の真矢みきさんや父・藤兵衛役の岸部一徳さん)もさすがに上手いから安心して見ていられたんだけど、唯一残念だったのは一太郎の親友・栄吉(高木雄也)。どうにも台詞が棒っぽくて、演技に慣れていない感じがばっちり出ちゃってましたなぁ。うーん、今後シリーズ化するなら栄吉もレギュラーなので頑張ってもらいたいッス。
 あ、そーいえばエンディングでNGシーン(なのかな?)を流していたけれど、祖母・おぎん役の大女優・十朱幸代さん相手に、タニショー、NGってたような?それも見ていて心締め付けられるステキなシーンで(笑)。十朱さんは久々に拝見いたしました。ナレでも気がつかなかったんだよねー。
 一太郎の生い立ちや妖たちとのこと、そして連続殺人事件の解決と、結構詰め込んだ感がある割にはひとりひとりの描写が薄かった感もちょっとあるかな。でもやっと一太郎の腹違いの兄・松之助(岡田義徳)も長崎屋に来たことだし、連ドラ化は無理でもシリーズ化に期待しますよ。