『魔女裁判』第一話 だいじょぶか？

　「あんな風に恥ずかしい写真を貼られちゃったりするんだったら、裁判員になんて絶対なりたくないーーー！」…って思う人いるかもよ？（いないな）。でもマジで大丈夫？（汗）って思ったよ。だって事前の斗真くんのインタビューとか聞いてたら「この期に裁判員制度について真剣に考えてもらえれば…」的な発言をしていたけど、このドラマって裁判員制度を奨励するどころか、裁判員になると危険なことが起こりますよ的な…ねぇ？。
　でもまぁ、ドラマとしては面白かった。お調子者のフリーター（いや、デザイナーです）・吉岡徹（生田斗真）。今はほとんど頭使わずに、流れに身を任せている感じがgood！（笑）。あんな怪しい10万円、あっさり使ってしまうんだもん、そりゃヤバイって。主人公なのに思慮深くなくていいなぁ。でも最初はそうであっても、今後はこの裁判における人々の様々な思惑とか、行われている不正に気づき、その中でもがきながら成長していく…ってところかな。クルクル頭の斗真くん、カワユシです。
　んで、徹の彼女がまた良い。ワタシ、コードブルーの時から好きなのよ、比嘉愛未ちゃん。キッ！っとした目の表情と強さを感じさせる台詞回しが好みなのだ。本宮香織（比嘉愛未）は新聞記者なのね。フリーター（だからデザイナーだってば）と新聞記者カップル…格差恋愛だね。
　でもでも、主婦・渡部いずみ（加藤あい）と徹のLOVEは？…あるかな〜。これから一緒に苦しんで、励まし合って、謎を解き明かしていく仲になったりしたらさー、そーいうのってほらアレだから（アレって）。「結婚してます、子供がいます」って言ってたけど、実は「結婚して（ましたけど今は離婚しました）ます、子供（はワタシが引き取りました）がいます」なのかなー、とかプチ深読み（笑）。
　それにしても、謎のモニタールームみたいな部屋と、そこに陣取っているなぞの男の演技がいちいち過剰で見てて引くわ。もっとクールに、ほとんど感情を出さずに頭良さそうに見せてくれると、謎に対するワクワク感も増していくのになぁ。まぁ、あーいうタイプだからそのうち綻びが出てくるのでは？って予想が出来るんだけどね。
　魔女こと容疑者の柏木鏡子（石田ゆり子）。弁護士・進藤亮介（渡邉紘平）と意味ありげな視線を絡ませていたけれど、黒幕は鏡子？。なーんか違う気もするんだけど、1話目で読もうとしても無駄だよね。