同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『白い春』第十話 ひえええええ(涙)

 栞(吉高由里子)はねぇ、言わないと思うの。っていうか、絶対に言えないと思うのようー!(希望)。そんなこと聞いたら、さち(大橋のぞみ)の心が壊れてしまうもの。「さっちゃんの本当の父親はおじさんこと春男(阿部寛)なんだよ」だなんて、そんなことさちに受け止められないのは栞だって知っているハズ。だからギリギリで、言わないと思うんだけどな…ってか、言わないで欲しいの!(懇願)。
 春男の粋な計らい(海旅行)に、康史(遠藤憲一)も佳奈子(白石美帆)も驚いたよねー。まったく逆にとって警戒していたからねぇ。でもその後の爆弾発言にその場の全員フリーズ!!…ってか、見ているワタシもフリーズ&いろんな感情が込み上げて来ちゃって…もうっ(滝涙)。しかし春男もさー、わざわざさちの退院祝いパーティーで「辞める」って言わなくてもねぇ(汗)。なにも知らされてない蚊帳の外の従業員さんたちの楽しい気分がぶち壊しだぜ…おじさん。パーティが終わってからでも良くね?。
 さちにとっては海旅行とパン屋を辞めるの二重ショックだったよね。病気も治ったし、大好きなおじさんと海にスケッチ良好に行けるって思い込んでいたから…。さちの前から姿を消す、しかもさちに「嫌いだ」と言ってまで…という哀しい決断&行動の春男ってヤツはマジ凄い。さちの小さな頃のアルバムの中の、康史とさちの写真を見て決意したんだろうな。この親子関係を壊すことはできないと。自分がパン屋にいることが、康史やさちに良い影響を与えないだろうという配慮。それと、自分がこのままさちの側にいればどんどん苦しくなってって、きっと康史からさちを奪いたくなるだろう、現に栞にその気にさせられそうになったし…って思っての決意だったんじゃないかな。なんか、春男の気持ち考えるとマジ泣ける(泣)。
 そしてそして、見せすぎ最終回予告で、春男はとうとうデビ…じゃなくて安岡竜也(デビット伊東)の元へ?!。最終回にしてやっと800万の謎が明らかになるのかっ?!。でもねー、ワタシの願いはただひとつ。最終回で800万の行方がわかっても、ツダカンが再登場しても、春男には動じないでいてもらいたい。ここまできて自暴自棄な行動だけは取ってもらいたくないのだよ。パン屋で真面目に働いて、娘の存在も知って、もう昔の春男じゃないと思うんだ。800万のことで怒り心頭になったとしても、短絡的な考えはしないで欲しいのよ…。
 春男やさち、康史や栞、それぞれの着地点はあるだろうけれど、みんな笑顔で終わって欲しい。そして見ているこっちも泣いて笑って、心が温かくなる感じで見終わりたいのよ…。ホント良いドラマだったから…。