同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『救命病棟24時』最終話 これって新たなる踊る?

 最終話にしてなんだかテンポがたるくなったっていうか(というかそれまでが急ぎすぎた?)、妙に丁寧に救命の日常を描いているっていうか、CM入りが多すぎてスパスパ切られるっていうか。
 民放でやる以上、救命で一番多そうな自動車事故とかはNGってことで、どうしても大きな事故はトンネルだとか工場だとかになっちゃうわけだよね。現場での処置がデジャブ。なぜそこに藍沢耕作(@山P)がいないのかと(違)。狭間一番(@長瀬くん)がいないのかと(古)。
 終始落ちついていている澤井(ユースケ・サンタマリア)はなかなか良かったかも。激昂せずに淡々とキツいことを言う感じがいいわ。澤井先生の話を聞いていると、ゴッド・進藤(江口洋介)ってマジで運が良かっただけのような気がしてくる。澤井先生の古い友達=澤井先生だと思うけど、患者を死の淵から救うことが麻薬のようだったという例え、なるほどな〜と思った。澤井先生の言うことって最初からもっともなことで、間違ったことは言っていない。しかも腕は確か。目の前の患者を救うことに熱くなりすぎるゴッド・進藤には、澤井先生が実は一番のバディなんじゃないだろうか…って思わせるための最終話だったのね。
 それにしても小島楓(松嶋菜々子)が医局長になって良かった。今まで身体の丈夫さが人間離れしていたおかげで、寝なくても食べなくても倒れずに仕事していた進藤先生には、医局にゴロゴロしている疲弊したドクターたちを敢えて見てないところあるよね、って思うもん。もし進藤先生が医局長になったら…って考えると、澤井先生じゃなくても不安。新任の5人の先生たちだっていつ辞めちゃうか。
 しかし、研修医・工藤(石田卓也)がいつからあそこまで進藤先生に心酔していたのか…まさか、あのエピだけでっ?!…。目が醒めた工藤に、自らの意思で転落したかどうかを語らせなかったのは、わざとなのかな。澤井先生が鬱の症状でそうなった…って説明していたけれど、ワタシは工藤にはそんな気はなくて、ただ単につまずくかなにかで「自らの意思ではなく落ちた」ってことにちゃんとすべきだと思ったんだけどね。
 なんか、イマイチもの足りない感じではあったけど、お得意のSPがあるのね。まぁ病院物は延々続けることも可能だからねー。その時はこのメンバーでやるのかしら。
 あ、最後になったけど、菜々ちゃんの喪服のパンツスーツ姿、格好良すぎ。スーツ似合うしスタイル良すぎだよん。最近とみに多いけど、ヒロインがモデルだったりして背が高かったり手足が長かったりスタイルがとっても良いと、相手役の男性っていろいろ大変だよねぇ…(しみじみ)。*1

*1:まぁ、ここんとこスタイルの良い若手俳優くんたちもたくさんいるけどね。