同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『Mother』第10話 

 いや、そーだろうなー、そう来るだろうなーとは思ってたけど、思って身構えていたけれど、あの瞬間もう堤防決壊。白旗あげて思う存分泣きました。芦田愛菜ちゃん、天才かっ?!(天才です)。
 田中裕子さん、高畑淳子さん、松雪泰子さんというそうそうたる女優陣の中で一歩も引けを取らない、それどころか食ってしまう勢いもある子役・愛菜ちゃん…恐ろしい子っ(白目←お約束)。
 怜南=継美(芦田愛菜)は、奈緒(松雪泰子)が迎えに来てくれることを信じて日々を過ごしていたんだね。周りの大人の言うことをちゃんと聞いて良い子にしていたんだよね。
 彼女に備わっている無意識の防衛本能が「ここではそうしておいた方が良い」「楽しそうにしていた方が良い」って教えていたのかな。だからあそこでは素直に「怜南」だった。
 でも、毎晩リュックの用意をして奈緒に電話をしていたんだ。足が大きくなって与えられた新しい靴を履いてはいるけれど、でもあの赤い靴は特別な物。二人の距離が縮まった大切な靴だったもんね。それは宝物。
 お友達との話をしながらケタケタと楽しそうに笑っていた怜南=継美の、心の底からの悲痛な叫び「お母さん、もう1回誘拐して!!」
 …震えました。「いつ迎えに来るの?」は予想していたけれど、もう一度連れ去って欲しいとまで…。奈緒と離れてからどんな気持ちでいたのかと思うと、もう…もう…辛すぎて可哀想でたまらなかった。
 今回は籐子(高畑淳子)と葉菜(田中裕子)の静かだけど熱い交流とか、奈緒と葉菜の関係の修復とか、相変わらず分厚い構成だったもんで、要所要所で泣いてはいたんだけど、ラストの展開でどどーんと津波が押し寄せてきた感じで、なんか今フラフラしてるw。
 あー、来週とうとう最終回かぁ。みんな幸せになるのだろうか。光が差す終わり方なんだろうか。もう一度、うっかりさんとお母さんと継美が笑っている幸せな姿が見られるんだろうか。とにかく駿輔(山本耕史)何とかしてくれーーっ!!!(それは)。