『リーガル・ハイ』第9話
なんなの?なんなのよう、このドラマ…。後半、圧倒されまくりましたよ。画面からの風圧凄かったよww。期待以上、いや、もう沸点超えたね、このドラマ。
毎回毎回、取り上げる案件も決して表面的なものだけではなく、その案件の背後や影の部分もきっちり描いているし、オールHAPPY ENDINGでない感じがたまらなく良いっ!。
途中回の「犬神家的な何か」wも、ただただ面白いだけじゃなく、最後にちらっと妙に苦い感じを残してくれたりするところがまた練られているなぁと。
そして、満を持してこの案件ですよ。古美門(堺雅人)と三木(生瀬勝久)の過去の因縁がいよいよ明らかになる、この案件が最後なのね。
それだけじゃない。今の日本が抱える大きな問題を示唆しているかのような内容で、ドラマの最後を締めくくるなんて、ホント凄いなぁ。
結局、古美門の胸を打つ演説と村長の奥さんの死によって村人たちは立ち上がったけれど、こんな風に立ち上がれない事情ってのいろいろあるんだろうな、なんて感じたり。
とにかく、こんな素晴らしいドラマを見せていただいて、ホント嬉しいッスよ。脚本と演出とキャスティングが全て上手くいっている、上手くいっているどころか相乗効果で奇跡のドラマになっちゃった、そんなドラマに出会えた喜びに打ち震えておりますよ。
まぁ、1話目からわかってたけどね(笑)。