同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『離婚弁護士II 〜ハンサムウーマン〜』第7話 こーいうの待ってたんだよっ!!

「♪チャンチャンチャーンっ チャンチャンチャーンっ♪」と火サスのテーマ曲が聞こえそうなオープニングから始まった火サスの裏番組(笑)。なんだかとっても期待できそうな始まりでしたが、今回は間違いなく面白かったーっ!!
無駄がないストーリー展開、ゲストが演技に重みがある江波杏子さん、合間合間に入る笑いの分量も少なめ、全般的に貴子が活躍…ってことで、やっとパート1の流れに戻った感がありました。
今ひとつ残念なのは、つや子(戸田恵子)が相変わらずお笑い要員のままだってことかな(もうこの線で行くわけだ)。

依頼人・野波真理役は耐える女が絵になる女優・中山忍ちゃん(見る度にキレイになるよね、この子)。真理と建設会社社長・北尾(清水紘治)は2年前から恋人関係でお互い結婚を望んでいる。しかし北尾には8年間別居している妻・芙美子(江波杏子)がいるため、貴子(天海祐希)の事務所に依頼にきたわけだ。

冒頭のサスベンス部分はその北尾が妻・芙美子と言い争ってマンションから転落するシーン。離婚を迫る夫を憎んだ芙美子が、マンションから突き落とした…かのようなミスリードだけど、実際は肝臓がんに冒された北尾が自殺をしようとして芙美子が止めてもみ合いになった…ってことだった。まぁ火サスじゃないんだから「殺意」はないでしょう(笑)。

「エタ注(エタノール注入)」…看護師が発したその言葉から、貴子は北尾が肝臓がんの末期だと気がつく…って展開はちょっと出来過ぎな気もするけれど、でもなかなかの展開だった。
芙美子が離婚を受け入れないのは夫への憎しみからだけじゃなく、40年たった今でも夫に対して愛情もあったってことだもんね。
末期がんの夫の側に最期までいる決意をした妻と、その夫の子供を宿した愛人。貴子からの要求は離婚から認知に変わったけれど、どっちにしても芙美子とっては辛いことだよね。だけど結局受け入れてくれた芙美子って、実はとても器の大きな女性だった。「愛情と憎しみはお友達」くぅ〜、深い言葉だよね。

次週はいよいよ絵里(瀬戸朝香)の親権問題ですね。またしても貴子が大活躍のようで期待大でっせーっ!!あっ、絵里の元・夫役で田辺誠一っちゃんが出ますねっ。ただ単に酷い男って設定だったらイヤだなー。