同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『曲げられない女』最終話

 正登(塚本高史)がいい男になっているーーっ。灯ちゃんを抱きながらの正登の台詞と表情にジーン…。これはねー塚本くんの巧さ炸裂ですよ。ぺらっぺらの時はホントにぺらっぺらな正登@塚本くんで、腹も立ったし最低な男にしか見えなかったけど、しっかりと全てを受け入れた正登@塚本くんは、ワタシが早紀(菅野美穂)なら一も二もなく惚れ直してしまうやろー的ないい男にしか見えなかった。決して大げさに演技を変えているわけじゃないのに、すばらしい。この最終回の正登を引き立たせるための、ぺらっぺらさだったのねー。
 産気づいた璃子(永作博美)と早紀のやりとりはちょっと冗長な気もしたけれど。っていうか、シャッター開いたのはいいけれど、産院であんな大声出しちゃダメですろ。前から思っていたけれど、あのマンションでもマイケル踊ったり、大声で叫んだりしていた早紀って、下の階や隣の人からしてみると、あのやさぐれていた青年よりも迷惑だったんじゃないかと…(汗)。
 ラスト、いきなりの十年後で、早紀そっくりな娘が可愛かった。洗い物してママの世話もしているようだし、早紀のようにちゃんと育っているのがいいね。日記盗み読みしていたけれど(笑)。
 そして、璃子と藍田(谷原章介)が結婚していたなんて。まぁ、お似合いっちゃーお似合いかもね。仕事も順調そうで幸せみたいだし。しっかし璃子ってば、四人目の子供なんだね。
 ストーリーは単純そうに見せかけて実はひねりまくっている展開のこのドラマ、毎回見るたびに「やられたー」って思わされたけれど、それが楽しかったし嬉しかったなぁ。ホント良いドラマでした。