同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『人間の証明』第1話 な、なんで、池内博之くんがぁ…(-_-;

いきなりのプレゼントだよ、ジョニー・ヘイワード=池内博之・・・マ、マジなキャスティング?この役どうしても池内くんじゃなきゃいけなかったの?。顔を浅黒く塗った日本人を「アメリカ人とのハーフ」として使うことに何か重大な意味があるのかな(ないよ)…コントじゃないんだし…( -"-)。なんでアメリカ人の俳優をキャスティングしなかったんだろう。この際稲川素子事務所でも良いし(笑)、アメリカで見つけても良いじゃないかっ。現にアメリカでロケしてるんだし…ねぇ。
映画版と同じ背景ならば、ジョニー・ヘイワードって小さい頃に日本にいて、母親に会いたくて日本語を勉強した、って役柄なんだから、日本語が(日本人のように)流暢に話せる必要がまったく無いし…ま、まさか、ジョニーは実は生粋の日本人だった…ってどんでん返しが?!(爆)。
棟居弘一良(竹野内豊)いいねー("▽"*)。竹野内くんは笑っている顔より、怒ってたり悩んでいたりする顔の方が好きなワタシとしては、この役とってもgood!!!ッス。触ると切れちゃいそうな、心に闇を抱えた棟居刑事…。最初っからずぅーっと眉間に皺寄せて怒った顔、ニコリともしない棟居だったけど、幼なじみの本宮桐子(夏川結衣)と会った後にちょっとだけ笑ったのが可愛かったっ。
1話目なので登場人物紹介と…って言ってもほとんど紹介無しの場面転換だったよね。いきなりアメリカ、いきなりクラブ、いきなり車椅子の男の家、いきなり棟居と郡恭子(松坂慶子)のフラッシュバック。「ああ〜、この子が放蕩息子で、この人がホステスの夫で、風間杜夫が浮気相手なんだー」と、整理しながら見てたよ(笑)。
松坂慶子さんも良いねー、貫禄も美貌もあるからね。ダイコン持って走っている姿より、豪華絢爛の方が似合うとワタシは思うよー(笑)。
砂の器』の時と同様に、事件の背景は原作通りには使えないと思うので、今回はどんな「理由」にするのか興味がある。フラッシュバックとして映った、郡恭子の火事のシーンと、基地か港で水兵たちにぼこぼこにされている男(棟居の父親)のシーン…これが現在にどう繋がってくるのかだね。
刑事ものが好きなワタシとしては、この俳優陣はステキだ。那須英三郎(緒形拳)、横渡篤(大杉連)、捜査一課・課長カサイ(津嘉山正種)…声がたまらんっ("▽"*)、佐藤二郎(いつもこんな役だw)、捜査一課・管理官富永雅彦(山崎樹範)、交番勤務の石鹸こと三宅弘城(笑)。
ストローハットは見つかったけど、西条八十の詩集はどこにあるのでしょう。このドラマは次週が楽しみだわっ。
そーいえば郡恭子のエッセイが出版されているのは「丸川書店」…角川書店への敬意?(笑)
(追記:映画版についてはこの下に。ネタバレがちょっとだけあるのでご注意下さい)

『南くんの恋人』第1話と『君が想い出になる前に』第1話 見たよぉ。

南くんの恋人』う〜、大好きな二宮くん("▽"*)だし、最近とっても可愛くて好きな深キョンだし、ちょっと楽しみだったんだけど…結構飛ばしながら見てしまいました(^ ^;A。う〜ん、どうだろう、ワタクシこのドラマについて行けるでしょうか?(誰に聞いている)。このドラマは撮影が大変だろうね。南くんとちよみのシーンって別撮りだよね?二人とも何も無いところを見ながら台詞言っているんだろうなー。ちなみに二宮くんと商店街って…やっぱり合うよね(笑)。
君が想い出になる前に』・・・光彦(椎名桔平)の息子祐輔(広田亮平)くんって、イノッチに似てない?
それだけかいっ!(爆)

『人間の証明』1977年公開 ちょっとネタバレあり

ドラマ番見る前に見ちゃいました。もちろんコレを見るのは2度目か3度目…(-_-)??あまり昔のこと何で記憶が定かではないのですよ。だって1977年ですよ?27年前かぁ…すっげぇ遠い日々だ。
当時の森村誠一人気は凄かったので、もちろん原作も読んでいて「ああなって、こうなって、さいごはこう」ってのは覚えているんだけど、今回、また見たらまったく覚えてないシーンだらけだったよ…ああ、脳細胞が死んでいっているのね…(T-T)。
で、キャストが豪華すぎて今さらビックリでした。なんたって、アメリカ側の刑事・ケン・シュフタンがジョージ・ケネディですよぉっ?ほらあの「エアポート'75」とか「大空港」とかのあの俳優使ったんだよぉ(古すぎ?)。すごいなー、当時の角川書店。アメリカロケもカーチェィスとかやってるし、当時凄くお金かけてたんだよね。角川書店の映画制作黄金期でしたよね。
もちろん棟居刑事は松田優作っあんですよ。もう存在感バリバリッスよ。やっぱ格好いいなー。八杉恭子役の岡田茉莉子さんもステキ。ジョニー・ヘイワードはジョー山中…♪Mama do you remember〜♪この曲は忘れないし、西条八十の詩も頭部分は暗唱できるよね(笑)。
そして八杉恭子のバカ息子群恭平役で岩城滉一っ!!!「コイツ岩城滉一じゃないよ、違う、違う似てる人(笑)」って思うくらい演技下手っ( -"-)。隣でオットが「…声が違うよ…」と言ってたけど、吹き替えなの?もしもそうなら、どうして岩城滉一だけ吹き替えだったんだろう…。当時話題になったっけ?(情報求む)。
事件の背景は、終戦後の日本での米軍による暴行が引き金なんだよね。そのシーンはちょっと目を背けたくなる描写だった。その闇市(?)のような場所に居合わせた、棟居刑事、八杉恭子、ケン・シュフタン…30年たってから不思議な因縁で引き寄せられる。
脇役の俳優陣もホント豪華のひと言。棟居刑事とコンビを組む横渡刑事にハナ肇、上司の那須警部に鶴田浩二、八杉恭子の夫は三船敏郎、恭平にひき殺されるホステスなおみに范文雀、その夫に長門裕之と浮気相手に夏八木勲霧積温泉に手伝いに来ている竹下恵子、海辺の老婆に北林谷栄…多分この時はまだ老婆じゃなかったと思うけどね(笑)。
ほんの1シーンなのに伴淳三郎大滝秀治佐藤蛾次郎室田日出男…豪華すぎます。懐かしい面々もぞくぞくと登場。デザイン大賞の司会者にE・H・エリック、アメリカに住んでいる写真家にジャネット八田、喫茶店のウェイトレスにシェリー、海辺の娘に西川峰子…う〜ん、お腹いっぱいッス(笑)。
角川映画のお約束として、犯人は身を投げて決して捕まらない。いつも通り綺麗に終わらせるんだよねー…って思ってたら、とっても後味の悪いラストだったっ!。こんなシーンまったく記憶に残ってなかったからちょっとショック。棟居刑事は、父親の敵である(と思われる)ケン・シュフタンを直接撃たずに、彼が映っている鏡を撃つことで「復讐」として自分に決着付けたのに、最後にどうしてこんなことでっ?!…って思ったよぉ(T-T)。
さて、ドラマ版、どんな背景にするのかな…。終戦直後とか使えない…よねぇ。