同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『名探偵 赤富士鷹』ABC殺人事件

んー、上質な探偵小説を堪能した感じ。名探偵の役割は最後の最後に不可解な殺人事件の謎を解きそして犯人を当てること。名探偵と言えども途中で犯行を阻止することはできないわけで、時に犯人にすら死なれてしまう(犯行自供後の自害)こともあったり。結構死人は出るから、その辺を踏まえた上で探偵小説を読まないと「…こんなに人が死んじゃって、ホントに役にたったと言えるの?」と思ったことも(笑)。
ポワロ役の探偵・赤富士鷹(伊東四朗)が素晴らしい。ラジオ体操している姿なんてキュートでたまらん。助手・如月大正(塚本高史)も可愛かったね。ちょっと台詞的に「それは現代言葉っぽいぞ」と思うところもあったけど、最初は父親の親友としか見ていなかった赤富士鷹にどんどん惹かれていく様とか、ラストの赤富士鷹の謎解きをじっと聞いている時の紅潮した顔とか、塚本くんもなかなかだったよ。
犯人に仕立て上げられた男(杉本哲太)の病んでいる演技はさすがだった。ホントに具合悪そうだったもの。「おおっ!」っと思ったのが、映画館を出て話しかけてきた男が熊倉一雄さんだったとこ。熊倉さんってポワロの声やってましたよね?NHKやるじゃん。
昭和初期のレトロ溢れるセットもステキだったなぁ。細部まで凝っているんだろうね。こんなステキなセットが2話だけじゃもったいないよね。んー、もしかして…連ドラになる予定あり?(希望)。

『anego special』そ、総集編だったの?

総集編かもしれないなんて1ミリたりとも思わなかったウブ(え)なワタシ。そんなことどこかに書いてありましたー?(見逃し?)。結局ほとんどリモコンを手放さずに、Let's早送り。
SPに期待していたのは、黒沢明彦(赤西仁)と奈央子(篠原涼子)の関係が、新しく出てきた医者・望月(吉田栄作)と絡んでその後どう進んでいくのかとか、お気に入りキャラの博美(戸田菜穂)がどこまで出世したら気がすむんじゃい!とか、そーいうのだったのに。新しく撮った部分ってほんの少しでしたなぁ…ぐすん。
しかもそんな少ない中でなんでDr.コパっ?(怒)。もちろん早送り対象だったけど、ドラマの内容をDr.コパで引っ張る意味がわからん。最後までDr.コパだったよね?(きー)。
キャストの皆さんのスケジュールが大変だったのかもしれないけれどさぁ…ぶつぶつ。
そんなことを言いながらも、明彦のシーンだけは早送りをストップしてたことは言うまでもないがなっ!ふふんだ(威張る意味がわからん)。やっぱスーツ姿萌え。見慣れたし似合うと思う。ステージ上のひらひらの衣装より、スーツの方が色っぽく感じるワタシは終わってますか…そうですか…。